- カラーセラピストの年収はどのくらい?
- カラーセラピスト仕事や求人募集について知りたい
- カラーセラピストが国家資格って本当?
カラーセラピストは、接客業を中心にさまざまな職種で活用できる資格です。
しかし、カラーセラピスト取得後、仕事や副業で求人を探す場合は将来性・国家資格であるか知りたいと思うでしょう。
今回は、カラーセラピストの年収や就職先、将来性について解説します。
また当サイトでは、カラーセラピストに類似する資格として、カラーコーディネーターの資格取得でおすすめの通信講座をまとめた記事も掲載しています。
活躍する場面が少々異なるかもしれませんが、興味のある方はぜひこちらも合わせてご覧ください。
→カラーコーディネーターにおすすめの通信講座7選と失敗しない選び方の記事はこちら
カラーセラピストの年収はどのぐらい?
カラーセラピストの年収は約150万円〜200万円であり、月収にすると約10万円〜15万円です。
職種にもよりますが、ボーナスはほぼ無いと考えた方が良いかもしれません。
カラーセラピスト専門サロンで働く場合に上記が当てはまりますが、カラーセラピスト資格を活用して他の職種に就くと、より年収アップが期待できます。
カラーセラピストの資格で就ける仕事は?
カラーセラピストの資格で就ける仕事は、以下のようにさまざまです。
- カラーセラピー専門サロン
- 美容室やネイルサロンなどの美容業界
- 介護施設や病院など医療業界
- インテリアやファッションなどのコーディネーター
このように、カラーセラピストの資格は接客業を中心に活用できるため、詳しく解説します。
カラーセラピー専門サロン
カラーセラピー専門サロンは、さまざまな運営方法があります。
個人カウンセリング | ・サロンに来院された方へのカウンセリング ・カウンセリングに基づいたアドバイス ・最適なカラーのヒーリングや診断 ・ワークショップで色を活用した小物作り |
出張・オンラインセラピー | ・サロンを持たない場合はレンタルルーム等を借りてカウンセリングを行う ・サロンでオンラインを活用してカウンセリングを行う |
カラーセラピスト勉強会(認定校と提携しているサロン等) | ・カラーセラピスト資格取得者同士の交流を深めながら新たな知識を学習 |
カラーセラピー専門サロンでは、さまざまなサービスを提供できます。
独立してカラーセラピー専門サロンを開業したいものの費用も抑えたいという場合は、固定のサロンを持たずにSNSで宣伝を行うといいでしょう。
さらに、出張サービスやオンラインを活用することで集客へ繋げられます。
また、カラーセラピストは個人へのカウンセリングだけではなく、週末等にワークショップを開催して色を活用してアクセサリーやパワーストーンなど簡単な小物を作成することも可能です。
さらに、カラーセラピスト資格を取得したものの活用できていない方に向けて、または交流を深めるための場として勉強会も開けます。
有資格者同士で交流も深めながら、新たな情報を得ながら勉強できるため、知識のアップデートと共に仲間を増やせる場として非常に有益です。
カラーセラピストサロンを開業する場合、学校・団体に認定されることでその学校・団体が開発したツールも活用できるようになります。
個人で開業するよりも、学校や団体に認定されるとサロン集客・拡大に繋がるでしょう。
美容室やネイルサロンなどの美容業界
美容室やネイルサロンは、お客様の要望に応えつつトレンドデザインや色を意識した施術が求められます。
お客様とカウンセリングを行いながら希望する色も取り入れて、バランスを重視しなければなりません。
カラーセラピストはカウンセリングを行いながらお客様の心理状態に合わせたカラー提案するため、美容室やネイルサロンには最適です。
また、美容室やネイルサロンは接客業で施術中もお客様と会話ができますし、相談へのアドバイスも行えるでしょう。
介護施設や病院などの医療業界
介護施設や病院に出向きお年寄りと会話をしながら、その方に会う色のアドバイスを行います。
また、折り紙や塗り絵、小物制作などミニワークショップの開催も可能です。
病院では子供からお年寄りまでさまざまな世代と会話を楽しみながら癒しを提供できるため、貴重な体験ができるでしょう。
看護師でカラーセラピストを活用したりカラーセラピストとして出張カウンセリングしたりと、仕事の一環で活用可能です。
インテリアやファッションなどのコーディネーター
インテリアショップやアパレル販売員は、お客様が希望する色と雰囲気も聞きながら最適なコーディネートを提案するのが仕事です。
お客様に合う色や、色の組み合わせを考えていくにあたって、同時に癒しも提供できます。
また、カラーコーディネーターの資格も取得していると、さらにハイセンスなコーディネートを提供できるかもしれません。
カラーセラピストに向いている人
カラーセラピストの取得を検討している場合、自分がカラーセラピストとして向いているのか心配な方もいるかもしれません。
- 人の話を最後まで聴ける
- ポジティブ思考
- 色そのものや色がもたらす効果に興味がある
例として、上記のような方はカラーセラピストに向いているといえるでしょう。
紹介する内容を参考にしてください。
人の話を最後まで聴ける
カラーセラピストは、まず人の話を最後まで聴く必要があります。
そのため、人の話を最後まで聴ける方がカラーセラピストに向いていると言えるでしょう。
相手が話している最中は、相槌を打ったり口角も上げたりすることが重要です。
相手が話している最中に口を挟んで会話を途切れさせるのは、あまり良いことではありません。
ただ、人の話を最後まで聴くだけではなく、相槌と相手に安心感や話しやすい印象を与えるための表情も重要です。
ポジティブ思考
カラーセラピストは相手の話を最後まで聞いた上で、相手の心境や今後どのようにしたいかによって最適な色の提案とアドバイスを行います。
相手の話を聞いて自分もネガティブにならずブレない精神が必要となるため、どんな悩みもプラスへと改善できるポジティブ思考が重要です。
カラーセラピストが元気でポジティブ思考だと相手も悩みを打ち明けやすいため、ある程度メンタルの強さも必要となるでしょう。
色そのものや色がもたらす効果に興味がある
色によって、精神にもたらす意味や心理効果はさまざまです。
色一つひとつに意味があるため、その色はどのような効果をもたらすのか、どの色と組み合わせるのが最適なのかを知る必要があります。
逆に相性が悪い色の組み合わせや心理状態に適さない色もあるため、色そのものや色がもたらす効果を詳しく知りたい方は非常におすすめです。
カラーセラピストに向いていない人
ここでは反対に、カラーセラピストに向いていない人の特徴を解説します。
- 人の話を聴けない・話を途中で遮る
- 人に対して思いやりがない
- 色に興味がない・こだわりがない
一例として上記のような方はカラーセラピストに向いていないと思われます。
カラーセラピスト取得を検討している方は、参考程度にご覧ください。
人の話を聴けない・話を途中で遮る
カラーセラピストは、悩んでいる方の話を聞きながら、心境などに最適な色の組み合わせを提案します。
そのため、人の話をきちんと聴けなかったり、話を途中で遮ったりするのは良くありません。
まずは、相手の話を最後まで聞くことも大切なため、話の途中で意見を発してしまう方は注意が必要です。
人に対して思いやりがない
カラーセラピストは接客業であり、悩みを聞いて最適な色の提案を行う業務のため、人に対して思いやる気持ちがないと難しいでしょう。
ただ、悩みを聞くのではなく、相手の立場になって考えながらアドバイスを考えるなど、相手に対する思いやりが必要です。
話を聞けるものの業務的になってしまう場合は、注意しましょう。
色に興味がない・こだわりがない
カラーセラピストは色を活用してアドバイスをするため、色がもたらす効果などを熟知しなければなりません。
また、色によっては相性が良し悪しとなる組み合わせもあるため、色に対するこだわりが必要です。
さらに、コーディネートやトレンドカラーでアドバイスを行う場合、色へのこだわりがないと最適なアドバイスができません。
カラーセラピストを取得するにあたって、色に興味やこだわりも持ちましょう。
カラーセラピストについての質問
ここからは、カラーセラピストについてのよくある質問をピックアップしました。
参考程度に確認してください。
カラーセラピストは国家資格?
カラーセラピストは一般財団法人の日本能力開発推進協会による資格であることから、国家資格ではありません。
また、カラーセラピストにはオーラソーマ・塗り絵やパステルによる資格もありますが、こちらも民間の資格であり、国家資格ではないため注意しましょう。
カラーセラピストの資格は将来性がある?
カラーセラピストの資格は、さまざまな職種で活用できることから将来性があるでしょう。
カラーセラピストとして専門サロンを開業することで個別カウンセリングやレッスン、勉強会を随時開催して上手く運営できると長年継続できる場合もあります。
しかし、カラーセラピスト専門サロンの経営は難しく、ほとんどのサロンは開業して1年程度で閉業してしまうのが現状です。
まずは、認定校や団体に認定され、SNSを活用しながら集客を行うと将来的に安定できるかもしれません。
カラーセラピストを活用して美容業界や医療業界、コーディネーターの仕事に就くと将来安定して働けるでしょう。
カラーセラピストは副業としても活用できる?
副業でオンラインサロンや出張サロンとして活用できるため、休日など自分の都合が良い時に実施できます。
また、オンラインや出張だと店舗を持つ必要がないため、SNSなどで宣伝することで広告費をかけずに集客獲得へ繋げられるでしょう。
カラーセラピストとして、個人カウンセリング以外にもワークショップの開催で色を使って季節に合わせた小物作りもおすすめです。
まとめ
カラーセラピストの年収や就職先、将来性について解説しました。
カラーセラピストの年収は専門サロンだとあまり期待できないため、さまざまな職種で活用することをおすすめします。
カラーセラピストとして仕事を求人サイトなどで探す場合は、接客業に絞って見つけましょう。
また当サイトでは、カラーセラピストに類似する資格として、カラーコーディネーターの資格取得でおすすめの通信講座をまとめた記事も掲載しています。
活躍する場面が少々異なるかもしれませんが、興味のある方はぜひこちらも合わせてご覧ください。
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