ブレインパッドは10月30日、ビーコンコミュニケーションズがブレインパッドのソーシャルリスニングプラットフォーム「Crimson Hexagon ForSight Platform(クリムゾンヘキサゴン・フォーサイト・プラットフォーム)」を導入したと発表した。

同プラットフォームは、ソーシャルメディアの情報から、ブランドや商品に対する世界中の顧客エンゲージメントを分析するというもの。TwitterやInstagram、Facebookといった主要なソーシャルメディアのデータを多言語分析できる点を特長とする。

ビーコンコミュニケーションズは、グローバルに事業展開する大手消費財メーカーなどの顧客に対し、コミュニケーション戦略の立案から実施に至るまでをワンストップで提供する。ソーシャルデータを活用したいという顧客ニーズの高まりを受け、本格的な分析ツールの導入を検討。今回、Crimson Hexagonの導入に至った。採用にあたっては、アナリストが行うソーシャルリスニングに必要な機能が揃っており、他ツールと比較してパフォーマンスが高かったことが決め手になった。

同社では、顧客向けのソーシャルメディア分析とレポート作成にCrimson Hexagonを使用。従来は分析ツールとテキストマイニングツールを併用しないと十分なレポートを作成できなかったが、Crimson Hexagonではボタン1つで行えるため、これまで数十時間かかっていた作業時間が数十分に削減されたとしている。

そのほか、ストラテジックプランナーが競合分析に活用したり、ソーシャルメディア担当が新たな施策を考える上でのリサーチや競合分析に活用するなど、幅広い職種で20名以上のメンバーがCrimson Hexagonを利用する。それぞれの立場でCrimson Hexagonを利用することで、全員の共通言語として分析結果を活用しているという。