マイクロソフトの「Surface Pro」は、キーボードカバーを脱着できる2in1 PCだ。「(初代)Surface Pro」、「同2」、「同3」、「同4」と発売されてきたが、この5代目でナンバリングをリセットして改めて「Surface Pro」としてリリースされた。外観には大きな変更はないものの、内部設計は刷新されており、Core m3モデルだけでなく、Core i5搭載モデルもファンレス化を実現し、Core i7モデルも新開発の冷却システムにより静粛化が図られている。

今回マイクロソフトからCore i7を搭載する上位モデルを借用した。6月15日の製品発売後となるので、主に使い勝手や、パフォーマンスの検証に重点を置いてレビューしよう。

日本マイクロソフトの2in1 PC「Surface Pro FKH-00014」。6月15日に発売した。店頭価格は税別259,800円前後

キーボードカバー「Surface Pro Signatureタイプカバー」(店頭予想価格19,400円)、スタイラス「Surfaceペン」(店頭予想価格11,800円)は別売り

パッケージには本体、電源アダプター、電源ケーブル、クイックスタートガイド、安全性および保証に関するドキュメント、「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」が同梱されている

■試用機の主な仕様   [製品名] Surface Pro FKH-00014   [CPU] Intel Core i7-7660U(2.50/4.00GHz)   [メモリ] 16GB(LPDDR3-1866 SDRAM)   [グラフィックス] Intel Iris Plus Graphics 640(CPU内蔵)   [ストレージ] 512GB SSD(NVMe PCIe接続)   [光学ドライブ] なし   [ディスプレイ] 12.3型 IPS液晶(2,736×1,824ドット、3:2)   [OS] Windows 10 Pro 64bit   [サイズ/重量] W292mm×D201mm×H8.5mm/約782g   [店頭価格] 税別259,800円前後