日本エイサーの「Iconia Tab 8 W」は、OSにWindows 8.1 with Bing 32bitを搭載した8型サイズのタブレットだ。魅力はとにかく価格が安い点で、大手量販店では税込み18,500円前後で販売しているケースもある(2015年3月12日現在)。

税込みの実売価格で18,500円前後と安い、日本エイサーの「Iconia Tab 8 W」

ただし価格が安いぶん、スペックは控えめだ。CPUはIntel Atom Z3735G(1.33GHz)でストレージは32GBのフラッシュメモリ、そしてなによりメモリ容量が1GBとかなり少ない。このスペックで満足に使えるのか、疑問に感じる人もいるだろう。そこで今回は「Iconia Tab 8 W」の使い勝手や性能面についてレビューする。

■主な仕様 [CPU(SoC)] Intel Atom Z3735G(1.33GHz) [メモリ] DDR3L 1GB [ストレージ] 32GB eMMC [グラフィックス] Intel HD Graphics(CPU内蔵) [光学ドライブ] なし [主なインタフェース] IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、microHDMI出力、microUSB 2.0、200万画素フロントカメラ、200万画素バックカメラ [バッテリ駆動時間] 約8時間 [本体サイズ/重量] 約W128×D214×H9.75mm/約370g

3代目の8型タブレットは激安モデル

日本エイサーはこれまでに、「Iconia W3-810」(2013年7月発売)と「Iconia W4-820」(2013年11月発売)という2台の8型Windowsタブレットをリリースしている。2014年12月に発売された「Iconia Tab 8 W(W1-810-F11N)」は、3代(台)目に当たるわけだ。

各モデルのスペックを比較してみると、本体サイズと重量については順当に進化といえる。初代「Iconia W3-810」と最新モデルの「Iconia Tab 8 W」を比べると、フットプリントはわずかに小さくなった程度(約7%)だが、容積比では20%以上も減っている。重量の違いは130gで、ほぼスマホ1台ぶんの差だ。

一方、「Iconia Tab 8 W」ではメモリとストレージの容量は半分となり、さらにOfficeもプリインストールされなくなった。CPUの性能については前モデルよりもやや低い程度だが、メモリ容量が1GBに減っているのはパフォーマンスに大きな影響を及ぼす可能性がある。

表組み

■これまでに発売された日本エイサーの8型Windowsタブレット
Iconia W3-810 Iconia W4-820 Iconia Tab 8 W
CPU Intel Atom Z2760(1.80GHz) Intel Atom Z3740(1.33GHz) Intel Atom Z3735G(1.33GHz)
メモリ 2GB 2GB 1GB
ストレージ 64GB 64GB 32GB
本体サイズ W219×D134.9×H11.4mm W134.9×D218.9×H10.8mm W128×D214×H9.75mm
重量 500g 415g 370g
バッテリ駆動時間 約8時間 約10時間 約8時間
オフィス Microsoft Office Home and Busines 2013 Microsoft Office Personal 2013/Microsoft Office Home and Business 2013 なし
店頭予想価格 50,000円台後半 43,000円前後/48,000円前後 20,000円前後

ただし価格については、従来モデルの半額以下となっている。この点からも「Iconia Tab 8 W」は、ネットやメール程度に使える安いタブレットを求める人に適した、ライトユース向けのモデルといえる。