「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。

Windows 10の改善点は多く、やり慣れた使い方では新機能に気付かないことが多い。その代表例といえるのが「電卓」ではないだろうか。2019年3月にオープンソース化し、Windows 10 バージョン2004では、電卓を常に前面表示させることが可能になった。

  • 「常に手前に表示」ボタン。ショートカットキーは「Alt」+「↑」キー

  • 「全画面表示に戻る」ボタン。ショートカットキーは「Alt」+「↓」キー

テキストエディターを開きながら、もしくはフォトレタッチアプリを操作しながら電卓を使う場合、よくウィンドウが行方不明になってしまう。その際は最前面表示に切り替えることで、確実な演算と結果を各アプリに反映できる。

Windows 10 バージョン20H2では、電卓モードとして新たに「グラフ計算」を追加した。MicrosoftはOneNoteにグラフ描画機能を備えているが、そのグラフ描画エンジンを用いず、独自のコード追加でグラフ計算機能を実現している。

  • 「数式モード」に切り替えてから、グラフ描画する数式を入力

  • 「グラフモード」に切り替えると、グラフが描画される

  • 機能実装時期は確認できなかったが、「日付の計算」で2つの日時から差異を計算できる

電卓のロードマップを確認すると、間もなく姿を現すであろうWindows 10XやFluent Design、WinUI 3.0への対応も開発予定に加わっている。目立つ存在ではないが、いないと困る電卓。今後の進捗も注目を集めるだろう。