「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。

Windows 10が登場して間もなく5年目を迎える(2015年7月29日リリース)。Microsoftは当時、「コントロールパネルから『設定』へ段階的に移行する」と説明した。確かにWindows 10の「設定」はバージョンを重ねるごとに機能を拡充してきたが、バージョン2004でもコントロールパネルは健在である。

体感だが、これから数年間はコントロールパネルの使い方を身に付けておく必要がありそうだ。今回はコントロールパネルの起動方法を紹介したい。

ファイル名を指定して実行

まずは基本的な方法として「ファイル名を指定して実行」からコントロールパネルの実体である「Control.exe」を実行する方法。拡張子は省略して構わない。

  • 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「control」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップする

  • 「%SystemRoot%¥System32」フォルダーに実体である「control.exe」が存在する

エクスプローラーやコマンドプロンプトから

当然ながらエクスプローラーのアドレスバーやコマンドプロンプト/Windows PowerShellから実行しても起動できる。

  • エクスプローラーのアドレスバーに「control」と入力して「Enter」キーを押す

  • コマンドプロンプトやWindows PowerShellを起動し、「control」と入力して「Enter」キーを押す

検索ボックスや「設定」の検索から

Windows 10は検索機能も比較的優れているので、この手法を用いるのも便利だ。ただし、「設定」の検索機能は日本語にローカライズされているため、「Control」では検索不可能。図で示したように「コントロール パネル」と半角スペースの挿入が必要だ。

  • 検索ボックスに「Control」と入力すると、検索結果として「コントロールパネル」が示される

  • 「設定」の検索機能を用いる場合は「コントロール パネル」と半角スペースを交えて入力する