スティーヴン・スピルバーグの最新作『ディスクロージャー・デイ』(2026年10月1日公開 配給:東宝東和)で、音楽を担当している作曲家のジョン・ウィリアムズが指揮棒を振る姿を捉えた特別映像が開示された。
『ディスクロージャー・デイ』は、スティーヴン・スピルバーグが監督を務めるSF映画。『ジュラシック・パーク』(1993)の脚本を手がけたデヴィッド・コープとタッグを組み、音楽はジョン・ウィリアムズが担当する。主演のエミリー・ブラントとジョシュ・オコナーをはじめ、オスカー俳優のコリン・ファース、イヴ・ヒューソン、コールマン・ドミンゴなど、実力派を迎え、全人類が目撃することになる「真実」の物語が幕を開ける。
本作で主人公たちの前に立ちはだかるのが、地球外生命体やUAP(未確認異常現象)に関する情報を秘密裏に管理してきた謎の組織「ワーデックス」だ。 彼らが真実を隠し続ける表向きの目的は、世界秩序を守り、人類がパニックに陥ることを防ぐため。組織を率いるノア・スキャンロン(コリン・ファース)は、地球外生命体の存在が公表されれば、人類が築き上げてきた社会や文明が崩壊し、世界が混沌に陥ると信じている。彼にとって情報の隠蔽は、あくまでも「人類を守るための正義」なのだ。しかし、その一方でワーデックスは回収したUAPや未知の技術を秘密裏に解析・開発し、その存在を世間から隠し続けてきた。果たして彼らは本当に人類を守るために真実を隠しているのか。
今回、スピルバーグ監督が、盟友にして映画音楽界のレジェンドであるジョン・ウィリアムズとの仕事に対する想いを語るとともに、94歳を迎えたウィリアムズが、衰えを知らずいまだオーケストラの指揮を執る貴重な姿を収めた特別映像が公開となった。
特別映像では、ウィリアムズが指揮棒を振る緊張感あふれる収録風景が収められている。編集を務めたサラ・ブローシャーが「スピルバーグ作品に流れるジョン・ウィリアムズの音楽は格別。心が揺さぶられる」と証言し、プロデューサーのクリスティ・マコスコ・クリーガーも「2人の存在は映画界の宝であり、本作は特別な一本だった」とそれぞれ熱い想いを語っている。さらに映像内では、スピルバーグ監督自身がオーケストラを前に「私とジョンがいる限り、音楽を作り続けます」と力強く宣言する、なんとも胸が熱くなる場面も。そして、スピルバーグは「映画を完成させたご褒美は、ジョンの音楽を聴くことだ」と笑顔で語り、深い敬意と音楽への愛情を滲ませている。映像の後半では、本編映像と重厚なオーケストレーションが重なり、劇場の音響で体感すべき極上のエンタテインメントであることを強く印象付けている。
アカデミー賞ノミネート54回、受賞5回を誇るジョン・ウィリアムズ。『未知との遭遇』(1977)で宇宙人との交信に使用された象徴的な5音の旋律をはじめ、『ジョーズ』(1975)や『E.T.』(1982)など数々の名曲を生み出し、多くの人の記憶に刻まれてきた。本作は映画音楽から引退していたウィリアムズにスピルバーグが熱烈なオファーをして実現した記念すべき30回目のタッグとなる。スピルバーグ監督は本作での再会について、「彼は94歳になったけれど、40代の頃と変わらず卓越している。本当に驚異的なことだ」と惜しみないリスペクトを込めた言葉を贈る。また、ウィリアムズの作曲スタイルについて、「カメレオンのようにスタイルを変化させる。変幻自在の作曲家だ。バーナード・ハーマン(『市民ケーン』(1966)、『めまい』(1958)、『サイコ』(1960)は天才だが聴けばすぐ彼の曲だと分かる。(『カサブランカ』(1946)や『風と共に去りぬ』(1952)のお作曲で知られる)マックス・スタイナーの曲がすぐに分かるのと同じ。しかし、ジョンの曲は一聴では彼の曲だと分からない。なぜなら監督や作品に寄り添い、初めて観た時の直感で作曲するからだ」と語り、唯一無二の才能を絶賛している。
■出演者
マーガレット・フェアチャイルド:エミリー・ブラント
ダニエル・ケルナー:ジョシュ・オコナー
ノア・スキャンロン:コリン・ファース
ジェーン・ブランケンシップ:イヴ・ヒューソン
ヒューゴ・ウェイクフィールド:コールマン・ドミンゴ
■スタッフ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デヴィッド・コープ
原案:スティーヴン・スピルバーグ
製作:クリスティ・マコスコ・クリーガー、スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:アダム・ソムナー、クリス・ブリガム
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