2025年の台北金馬映画祭へ公式招待され、最優秀撮影賞、最優秀視覚効果賞、最優秀オリジナル映画歌曲賞にてノミネートをはじめ、パリ台湾映画祭、メルボルン台湾映画祭、台北映画賞、バンクーバー台湾映画祭など台湾国内の数々の映画祭で高く評価された、映画"那張照片裡的我們(The Photo From 1977)"の邦題が『1977 あの写真の私たち』(配給:キングレコード)に決定し、2026年11月13日よりシネマート新宿にて1週間限定で先行限定上映、2026年 11月20日より新文芸坐、K2、Strangerほか全国公開が決定した。この発表にあわせ、ポスタービジュアルと場面写真5点が公開となっている。

中壢事件を背景にした『1977 あの写真の私たち』のポスタービジュアルと場面写真5点が公開

中壢事件を背景にした『1977 あの写真の私たち』のポスタービジュアルと場面写真5点が公開

『1977 あの写真の私たち』は、1977年に起きた「中壢事件」に翻弄された、若者たちの切ない恋模様を描く。プロデューサーとして、Netflixシリーズ『模仿犯』(2023)や、ドラマ『悪との距離』(2018)など、数多くのヒット作を手がけてきたフィル・タンが、フランク・チェンと共に監督を務めた。初監督に挑戦したフィル・タンは「単なる恋愛物語ではありません。困難の中でも自分らしく生き、人生の力を取り戻し、世界と向き合う勇気についての物語です。映像美術や衣装を通してその時代を丁寧に再現し、人々と時代が織り成す深い共鳴を描いています」とコメントを寄せている。

読字障害があり進学を断念したが父親の写真館を手伝いながら自分も写真家になる夢を持つヒロイン・シエンインを演じるのは『夏のレモングラス』(2024)のムーン・リー。韓国から中壢にやってきたテコンドー指導者で、シエンインに大きな影響を与えるジン・ハオシー役には『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』(2024)や日韓合作映画『奨太さんの最後の出張』(2026)で大谷亮平との共演でも話題の韓国のボーイズグループ「B1A4」の元メンバー、ジニョン。BLドラマ『HIStory』(2017)シリーズで注目を集めたエディソン・ソンがシエンインに密かに恋心を抱く幼なじみで大学でギターサークルに所属するホングオを演じる。実力と人気が揃った台湾・韓国の3名の若手スターが、物語と同様に国境を越え奇跡のトリプル主演として、本作に集結した。

公開となったポスタービジュアルはタイトルの通り1枚の写真がモチーフになっている。はにかむように佇むヒロイン・シエンインとその横にはハオシー、そして一歩後ろにホングオが。1977年のファッションや雰囲気に包まれた三人の姿が確認できる。そこに添えられるのは【台湾、1977年― 時代はうねる。歌と写真と共に。】という印象的なキャッチコピー。時代に翻弄された三人の若者たちの関係性が写し出されている。

あわせて公開となった5点の場面写真は、三人が自転車でさわやかに疾走する青春感満点な写真をメインに、カメラを構えるシエンインやテコンドーの道着に身を包む黒帯のハオシー、フォークギターを弾きながら歌うホングオの姿が捉えられている。

  • フィル・タン監督

    フィル・タン監督

  • フランク・チェン監督

    フランク・チェン監督

また、公式サイトでは、監督を務めたフィル・タンとフランク・チェン、東京国際映画祭シニア・プログラマーの石坂健治、大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクターの暉峻創三から寄せられたコメントが掲出されている。

さらに、本作のディレクターズカット版の上映も決定した。10月4日に一回だけの上映で、上映劇場はシネマート新宿(11:35の回)。料金は、2,500円で来場者全員に特製ブロマイド(2枚セット)をプレゼントする。販売は、9月10日20時より、シネマート新宿のオンライン予約サイトで開始となる。

■ストーリー
1977年。台湾は高度経済成長の真っただ中にあった。フォークソング運動が盛り上がり、党外勢力が台頭し始める一方で、戒厳令下の社会にはさまざまな緊張とエネルギーが渦巻いていた。そんな時代のうねりの中、保守的な客家の町・中壢(ジョンリー)にある町初の写真館「華壢(ホワリー)写真館」は、静かに時代の変化を見つめ続けていた。 写真館の主人の娘、范賢英(ファン・シエンイン)は読字障害を抱えており、文字を読むことができない。小学校卒業後は進学せず、父の写真館を手伝いながら、密かに写真撮影を学んでいた。保守的な客家の家庭に育った彼女は、写真家になる夢を父に打ち明けられずにいる。 幼なじみの李弘國(リー・ホングオ))は社会問題への関心が高く、フォークソングの創作にも参加する情熱的な大学生。明るく快活に見えるが、実は長年賢英に想いを寄せている。ある日、韓国人テコンドー指導者・金浩熙(ジン・ハオシー)が青年団の招きで中壢を訪れる。過去に秘密を抱えた彼の存在は賢英の好奇心をかき立てる。互いを知るにつれ、三人の関係には微妙な変化が生まれていく。

■出演者
シエンイン:ムーン・リー
ジン・ハオシー:ジニョン
ホングオ:エディソン・ソン

■スタッフ
監督:フィル・タン、フランク・チェン

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