米Googleは9月1日(現地時間)、2026年9月の「Android Drop」を公開した。
Android Dropは四半期ごとの機能更新のまとめで、公式ブログにおいて、持ち物の置き場所をGeminiに記憶させるFind Hubの新機能や、画面閲覧による乗り物酔いを軽減する「Motion Assist」、Google メッセージとGoogle Keepの連携など5つの機能をピックアップしている。また、Android Dropのページでは、これら5つに加えて、Google フォトやGoogle 検索、Android Auto、Android 17などの合計17の新機能を紹介している。
Geminiが持ち物の置き場所を記憶
Find Hubには、トラッカータグを取り付けていない持ち物の置き場所を記録する機能が加わる。例えば、「OK Google、パスポートを寝室の引き出しに入れたとFind Hubに覚えておいて」のように話しかけると、Geminiが場所をFind Hubに保存する。後からGeminiに尋ねるか、Find Hubアプリの「Remembered」タブから確認でき、写真の添付にも対応する。
これは持ち物の現在位置をリアルタイムで追跡する機能ではないため、保存される場所情報の正確さはユーザーが入力した内容に依存する。
GeminiとFind Hubの双方が利用できる国・地域で近日提供開始となる予定で、Android 16以降の端末が対応する。
画面上のバブルで乗り物酔いを軽減
「Motion Assist」は乗り物酔いの軽減を助ける機能である。車などで移動中に、車両の動きに合わせて動く小さなバブルを画面上に表示し、目から入る情報と身体が感じる動きのずれを小さくする。自動起動やクイック設定からの起動に対応し、バブルの形状、色、透明度も変更できる。
Android 17を搭載したスマートフォンを対象に、8月に展開開始となった。
Gemini Liveがカメラ映像を音声で案内
アクセシビリティ機能では、Gemini Liveに「Guided vision」を追加する。カメラで捉えた周囲の状況や文字などを音声で説明する機能で、食品ラベルの細かな文字の読み取り、暗い店内でのメニューの確認、家の中にある物の特定などを想定する。
カメラが対象を適切に捉えていない場合は、向きを変えたり、周囲を見渡したり、対象を画面中央に合わせたりするよう音声で案内する。ユーザー補助機能のショートカット、TalkBackメニュー、Geminiアプリの設定から起動できる。
利用には設定が必要で、対象年齢は18歳以上。Geminiが利用可能な国・地域において、Android 9以降を搭載する対応スマートフォン向けに近日提供する。
GoogleメッセージにKeep連携とチャットテーマ
Google メッセージにはGoogle Keepとの連携機能が加わる。チャット内から買い物リストや旅行のメモなどを作成・共有し、参加者が共同で閲覧・編集できる。「+」アイコンからKeepのリストやノートを作成でき、9月1日から展開が始まった。利用にはRCSを有効にする必要があるほか、Google Keepアプリと拡張機能が必要となる。
チャットテーマでは、自分の写真などを背景に設定し、それに合わせてメッセージの吹き出しの色を変更できる。プリセットの壁紙やカラーテーマも用意する。RCSを有効にする必要があり、設定したテーマは作成したユーザー本人にのみ表示される。同機能は提供が始まっているが、国・地域、通信事業者、端末によって利用可否が異なる。





