米Appleが4月30日(現地時間)に発表した2026年度第2四半期(2026年1〜3月)決算は、売上高と希薄化後1株利益(EPS)が1〜3月期の過去最高を更新し、市場予想を上回る増収増益となった。iPhone 17シリーズへの強い需要がけん引役となり、サービス部門の継続的な成長も大きく貢献した。
1〜3月期の売上高は前年同期比17%増の1111億8400万ドル、純利益は同19%増の295億7800万ドルだった。希薄化後1株利益は同22%増の2.01ドル。サービスの安定的な成長によって収益性が向上しており、粗利益は547億8100万ドルで、売上総利益率は49.3%と、前年同期の47.0%から大きく上昇した。
1〜3月期にAppleは、1月にクリエイター向けのサブスクリプション「Apple Creator Studio」、第2世代「AirTag」、「The Unity Connection Braided Solo Loop」バンドを発表。3月には業務向けプラットフォーム「Apple Business」を投入。同月には「MacBook Neo」、「MacBook Air(M5)」、「MacBook Pro(M5 Pro・M5 Max)」、「iPhone 17e」、「iPad Air(M4)」、新しい「Studio Display」、「AirPods Max 2」などを発売した。
以下は製品カテゴリー別の売上高(増減は前年同期比)。iPhoneは1〜3月期として、サービスは四半期ベースの過去最高を更新した。
- iPhone: 569億9400万ドル(22%増:売上高全体の51%)
- Mac: 83億9900万ドル(6%増:売上高全体の8%)
- iPad: 69億1400万ドル(8%増:売上高全体の6%)
- ウェアラブル、ホームおよびアクセサリ: 79億100万ドル(5%増:売上高全体の7%)
- サービス: 309億7600万ドル(16%増:売上高全体の28%)
エコシステムの強さを示す稼働デバイスのインストールベースについては、主要な製品カテゴリーと地域セグメントのすべてで過去最高を記録したという。
地域別でも全セグメントで二桁成長の増収となった。米州は450億9300万ドル(前年同期比12%増)、欧州は280億5500万ドル(同15%増)。前期に続き注目された中華圏は204億9700万ドル(同28%増)と大きく伸長し、市場予想の約189億ドルを上回った。日本は84億100万ドル(同15%増)、その他アジア太平洋地域は91億3800万ドル(同25%増)といずれも堅調に推移した。
