Nothingは、4月15日に「NOTHING 2026 SPRING UPDATE」を開催し、スマートフォン「Phone (4a)」と、初上陸となる(a)シリーズのProモデル「Phone (4a) Pro」の日本での発売を発表しました。イベントには、「Headphone (a)」を装着して最新機種を手にした、ダンスグループのアバンギャルディも登場。個性的なダンスで会場を盛り上げました。

  • キャリアでの取り扱いが発表された「Phone (4a) Pro」(右)と「Phone (4a)」

    キャリアでの取り扱いが発表された「Phone (4a) Pro」(右)と「Phone (4a)」

  • Nothing Japan Managing Directorの黒住吉郎氏(左)と、Nothing チーフ・ブランド・オフィサー(CBO)のチャーリー・スミス氏(右)と、特別ゲストのアバンギャルディ

    Nothing Japan Managing Directorの黒住吉郎氏(左)と、Nothing チーフ・ブランド・オフィサー(CBO)のチャーリー・スミス氏(右)と、特別ゲストのアバンギャルディ

「Phone (4a) Pro」は、Nothingのオンラインストアと楽天モバイルの独占販売で、4月22日から79,800円で発売されます。一方の「Phone (4a)」は、NothingのオンラインストアとKDDIの新ブランド「au Flex Style」で取り扱われ、オンラインでは5月8日から、KDDI直営店やau Styleでは5月15日から、58,800円~で発売予定です。また「au +1 collection」からは、新色イエローが追加されたヘッドフォン「Headphone (a)」(27,800円)や、ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (3)」(25,800円)も発売されます。

楽天モバイルに続いて、今回auでも取り扱いが始まるなど、販路を広げているNothing。Nothing Japan Managing Directorの黒住吉郎氏は、この1年を振り返り「楽天とのパートナーシップや、多くの製品のリリースで、Nothingのプロダクトをもっとたくさん使っていただけるようになった」と語りました。

  • この1年で手応えを感じたという黒住吉郎氏

    この1年で手応えを感じたという黒住吉郎氏

イベントには英国本社から、チーフ・ブランド・オフィサー(CBO)のチャーリー・スミス氏も参加。「Nothingでは、日本をビジネス面だけでなく、文化的な面でも戦略市場と捉えている」と話し、「日本は創造性にあふれ、トレンドを生み出す場所。進歩は常識に挑戦することから生まれる、という私たちの理念とも深く共鳴する」と、日本への思いを熱く語りました。

  • 日本市場重視の姿勢を改めて示したチャーリー・スミス氏

    日本市場重視の姿勢を改めて示したチャーリー・スミス氏

Nothingらしいシースルーデザインを継承する「Phone (4a)」

「Phone (4a)」はシースルーデザインを採用し、カラー展開はホワイト、ブラック、ブルー、ピンクの4色。背面にはそれぞれのカラーにあわせた色付きのガラスが使用されています。

ディスプレイは約6.77インチ、1.5Kの有機ELで、ピーク輝度4500ニトをサポート。チップセットは「Snapdragon 7s Gen 4」でメモリーは8GB、ストレージは128GBと256GBの2モデルが展開されます。

バッテリーは5080mAhを搭載。カメラにはシリーズ初となる、光学3.5倍、最大70倍のデジタルズームに対応した約5000万画素のペリスコープ望遠カメラと、光学手ぶれ補正付きの約5000万画素メインカメラを搭載しています。

  • 「Phone (4a)」のカメラの構成

    「Phone (4a)」のカメラの構成

  • 「Phone (4a)」の機能まとめ

    「Phone (4a)」の機能まとめ

  • Nothingらしいシースルーデザインを採用。光とサウンドで通知する「Glyph Bar」が搭載されています

    Nothingらしいシースルーデザインを採用。光とサウンドで通知する「Glyph Bar」が搭載されています

  • 「Phone (4a)」のカラーバリエーション

    「Phone (4a)」のカラーバリエーション

メタルボディ×シースルーが新鮮な「Phone (4a) Pro」が初上陸

一方、今回初上陸となる「Phone (4a) Pro」は、厚さ7.95mmのスリムなメタルユニボディを採用。アルミニウムのさらっとした質感と、カメラ周りに施されたシースルーデザインの組み合わせがユニークです。カメラ横には、137個のミニLEDを配し、時計などを表示できる「Glyphマトリックス」を搭載。カラーはシルバー、ブラック、ピンクの3色です。

ディスプレイは約6.83インチ、1.5Kの有機ELで、最大輝度は5000ニト。チップセットは「Snapdragon 7 Gen 4」で、メモリー12GB、ストレージは256GBです。カメラは、光学手ぶれ補正機能付きの約5000万画素のメインカメラに、3.5倍光学ズーム&140倍デジタルズームに対応する約5000万画素のペリスコープ望遠カメラを搭載しています。

  • 「Phone (4a) Pro」のカメラの構成

    「Phone (4a) Pro」のカメラの構成

  • 「Phone (4a) Pro」の機能まとめ

    「Phone (4a) Pro」の機能まとめ

  • 「Phone (4a) Pro」のカラーバリエーション

    「Phone (4a) Pro」のカラーバリエーション

  • 手にしてみると質感が良く、スリムなデザインもひと目で気に入りました

    手にしてみると質感が良く、スリムなデザインもひと目で気に入りました

  • Glyphマトリックスをディスプレイのように使用して、カメラ撮影時の立ち位置の確認などの役立てられます

    Glyphマトリックスをディスプレイのように使用して、カメラ撮影時の立ち位置の確認などの役立てられます

  • カメラは光学3.5倍のほか、7倍のロスレスズームもサポート

    カメラは光学3.5倍のほか、7倍のロスレスズームもサポート

Nothingらしいデザインに加えて、どちらにも桜の花のような、これまでにない淡いピンクが採用されているのもポイント。これは特に日本を意識したものではなく、黒住氏いわく「テクノロジー製品だからこそ、楽しさが必要だと考えた結果」だそうです。日本向けにしっかりカスタムされている機能もあり、Felicaの搭載もそのひとつ。なお「Phone (4a)」はIP64、「Phone (4a) Pro」はIP65の防塵、防滴性能を備えるほか、eSIMにも対応しています。

今後の広がりに注目したい、独自のAIアプリプラットフォームを展開

一方、ソフトウェア面で注目すべきなのは、スミス氏が「この変革は電気やインターネットの登場と同じくらい、大きなものになると確信している」と話す、AIに関する新機能「Essential」です。本体横の専用ボタンから瞬時にアイデアや音声を記録し、AIが要約してくれる「Essential Key / Space」に加えて、AIとの対話で情報を引き出せる「Essential 検索」、ノーコードかつ話すだけでアプリが作れる「Essentialアプリ」が利用できます。作ったアプリを共有できるプラットフォーム「Playground」も、現在はまだベータ版ですが用意されています。

  • 左サイドの「Essential Key」を押すだけで、「Essential Space」に情報を取り込み、整理できます

    左サイドの「Essential Key」を押すだけで、「Essential Space」に情報を取り込み、整理できます

  • 「今流行っている花粉の情報を教えて。分かりやすくカラフルにして」のように音声で指示するだけ

    「今流行っている花粉の情報を教えて。分かりやすくカラフルにして」のように音声で指示するだけ

  • デモを見せてもらいましたが、あっという間に欲しいアプリ(ウィジェット)が作れます

    デモを見せてもらいましたが、あっという間に欲しいアプリ(ウィジェット)が作れます

  • 作成したアプリは「Playground」で、ユーザー同士がシェアできます

    作成したアプリは「Playground」で、ユーザー同士がシェアできます

デザインや光の表現に加えて、AI機能でも独自の道を行くNothing。黒住氏によれば「Essentialアプリ」をもっと多くの人に知ってもらうためのワークショップも開催予定とのこと。また「次世代のクリエイターたちに、最も愛されるテクノロジー企業になりたい」というスミス氏の言葉どおり、若者にフォーカスした学生割引が開始予定であることも明らかにされました。詳細はSNSで公開されるとのことなので、楽しみに待ちたいと思います。

  • 新色イエローが追加されたヘッドフォン「Headphone (a)」

    新色イエローが追加されたヘッドフォン「Headphone (a)」