JVCケンウッドは、ビクターブランドの完全ワイヤレスイヤホン「HA-FX150T」に、「カスタムイコライザー機能」など4つの機能を追加するソフトウェアアップデートを4月19日に提供開始した。適用後のソフトウェアバージョンは本体が4、アプリが1.0.10。

  • ビクターブランドの完全ワイヤレスイヤホン「HA-FX150T」。カラーはブラック(左)とブロンズ(右)

今回のアップデートでは4つの機能が追加される。1つ目は好みの音質に調整するパラメトリックタイプの「カスタムイコライザー機能」。周波数とゲイン、Qの値をそれぞれ調整でき、調整したイコライザーの設定は3つまで保存しておける。

  • 保存しておけるイコライザー設定は3つまで

2つ目は、イヤホン本体のタッチキー操作に各種操作を割り当てする「キーアサイン設定機能」。タッチキー左右8パターンの操作それぞれに、基本操作や音量調節、ノイズキャンセリング・サウンドモードの切り替えなどを割り当てられる。また、機能の割り当ては、音楽再生時(両耳/片耳)と通話時(両耳/片耳)の4シーンごとに変更可能だ。

  • タッチキー操作の設定画面

3つ目は、イヤホンを装着したままでも、普段の会話に近い感覚で通話可能だという「サイドトーン機能」。通話中、両耳にイヤホンを装着していてもイヤホン本体のマイクから取り込んだ自分の声を聞けるため、意図せず声が大きくなるといったことが起きづらくなる。

4つ目は、外音取り込み時における再生コンテンツの音量調節機能。従来の外音取り込み機能は再生中コンテンツの音量を自動で一定量下げていたが、音量を調節できるようになった。

  • 「サイドトーン機能」「外音取り込み機能時の音量設定」のアプリ画面

アップデートには、iOS/Androidアプリ「Victor Headphones」の最新バージョンが必要。アップデート方法や、イヤホン本体のソフトウェアバージョンの確認方法など、詳細は同社サポートページを参照のこと。