VAIOは3月29日、変化するワークスタイルにフィットした“定番”となることを目指して、ノートPC新製品「VAIO F16」「VAIO F14」を発表した。法人向けにも「VAIO Pro BM」「VAIO Pro BK」を展開。個人向けモデルは6月ごろの発売を予定する。

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ビジネス向け高機動モデル「SXシリーズ」等とは異なり、VAIOが独自に考える“新定番”を掲げて開発したというノートPC製品。最新の第13世代Intel Coreプロセッサの搭載で高い性能を備えつつ、第4世代M.2 NVMe SSD（PCIe 4.0のこと）オプションを用意することなく価格を最適化。14型のVAIO F14は一般的な16:9モデルながら、16型のVAIO F16ではアスペクト比16:10の縦に広い大画面ディスプレイを組み合わせている。

個人向けにはカラーバリエーションとしてネイビーブルー、サテンゴールド、ウォームホワイトの3色をラインナップ。法人向けにはダークメタルグレーを用意する。

本体は環境に配慮して設計されており、液晶を除く外装部の約50%を無塗装化。ボトムケースには再生材を活用したほか、従来同梱されていた取扱説明書類は電子版も選択可能。包装材のプラスチックを削減し、梱包の段ボール使用量も減らされている。

定番向けとして先鋭的な仕様とはなっていないが、SXシリーズから多くの要素を継承。チルトアップヒンジやキーボード、大型タッチパッドに顔認証機能付きWebカメラ、指紋認証や音声入力のAIノイズキャンセリング機能も搭載した。VAIO F14の本体サイズと重さはW322.9×H19.5～19.7×D221.5mm、約1.34kg。VAIO F16の本体サイズと重さはW358.3×H16.6～19.7×D255.6mm、重さは約1.65kg。

  • 諏訪部順一氏登場の紹介動画

また、プロモーション施策として声優の諏訪部順一氏が起用されている点もポイント。動画では諏訪部さんが自身初となるPC役となり、さまざまな配信者として演じる。

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