カプコンが3月20日、サバイバルホラーゲーム「バイオハザード RE:4」の"世界名作劇場"風オリジナルPV「バイオ名作劇場 ふしぎの村のレオン」を公開した。このPVの出来があまりにも出色というか異色すぎたのか、ネットでは「久々に『公式が病気』を見た」「カオスww」などと注目が集まっている。

  • バイオハザードが「世界名作劇場」風のPVを公開 - ネット「公式が病気」「カオス」「腹筋が痛い」

    原作の世界観とは、あまりにほど遠いオリジナルPVが公開される

このPVは、「バイオハザード RE:4」が3月24日に発売されることを記念したもの。「世界名作劇場」で著名な日本アニメーションの制作協力のもと完成したという。「アルプスの少女ハイジ」や「フランダースの犬」などの作品で知られる「世界名作劇場」を彷彿とさせる絵柄で、「レオン・S・ケネディ」や「アシュリー・グラハム」の戦い(?)が描かれている。

らんらんらーん、らんらんらーん。ペラペラソース! ぎゃー!

ストーリーの説明には、「レオンの過酷な冒険がいま、幕を開けます!」と書かれているのだが、レオンや村人が名作劇場風の優しい絵柄に仕上がっているので、実にシュールな雰囲気となっている。PVでレオンとアシュリーの声を担当するのは、「RE:4」でも声優を務めている森川智之さんと鬼頭明里さんだ。世界名作劇場のような世界観で、ゲーム本編とはかけ離れた世界観で、繰り広げられる救出劇は実にシュールだ。

  • 「ペラペラソース!」などの空耳が、まさかの公式化

また、今回のPVには「バイオハザード4」で「日本語にしか聞こえない」と話題となり、ネットミーム化したファンの間では有名な「空耳」も登場。村人があの「ペラペラソース!」や「あーりえんな」などのセリフを発している。空耳がまさか公式化するとは! ちなみに、「ふしぎの村のレオン」の第2話は3月22日に公開を予定している。

「バイオハザード RE:4」は、2005年に発売されたサバイバルホラーゲーム「バイオハザード4」のリメイク作。原作の核はそのままに、最新テクノロジーによる表現と新たなアイデアを加えて再構築した作品となっている。PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けにリリース予定で、税込7,990円からだ。

ネット上では「公式+公式=カオスww」「笑いが止まらんw久々に気合いの入った『公式が病気』を見た。」「空耳公式認定っすかwでもこういう遊び心は大事よね。振り切れ過ぎだけどw」「笑いすぎて腹筋が痛いw」などの声が寄せられた。