Amazonプライムの公式Twitterが「心温まるハートフルな作品」として、ファンタジー漫画「メイドインアビス」を紹介したことに、ネットで「ハートフル…?」「さらっと罠仕掛けるのやめてほしい…」などと注目が集まっている。

話題となっているのは、2月26日に投稿されたAmazonプライムの公式Twitterのツイート。「💓心温まるハートフルな作品紹介💓まだまだ寒さも残りますが🥶こんな時は心温まるアニメを見て、気持ちだけでも暖かくなりませんか?」というコメントとともに、Amazonプライムで配信中の作品を紹介した。

紹介したのは「であいもん」、「組長娘と世話係」、「王様ランキング」、「メイドインアビス」の4作品。この中で、「であいもん」と「組長娘と世話係」は、まさにハートフル作品で安心して見られるだろう。「王様ランキング」は少しグロい描写もあるが許容できる。しかし「メイドインアビス」に関しては、ハートフルか? と首を傾げたくなる。いや、ハートフルかな? 愛です、愛ですよ、ナナチ。

というのも、つくしあきひとさんによるファンタジー漫画「メイドイアビス」は、絵柄は可愛らしいのだが、その中身はまぁ一言で言うと「トラウマ級の衝撃を与える」作品だといえる。とても面白い作品であり、評価も間違いなく高いのだが、そもそそも登場キャラクターたちが容赦無く悲惨な目に遭うシーンが多いし、アニメ版もそれはもう、相当なものだった。ゲーム版「メイドインアビス 闇を目指した連星」も、CEROレーティングがバイオハザードとかでお馴染みの「Z」だったりするのでお察しいただきたいところだ。

話題のAmazonプライム公式Twitterによると、「メイドインアビス」は、「探窟家見習いの"リコ"は、ある日、巨大な大穴『アビス』で男の子のロボットを拾い"レグ"と名付ける。アビスの奥深くへ、二人の冒険が始まった」と説明している。間違ってはいないよ。

同公式Twitterは「優しいキャラクターが織りなす、心ときめく物語をお楽しみください✨ぜひタップしてご覧ください!」と続けるが、これを見てもし視聴を考えたのならば、心してかかるようにしてほしい。アビスから戻ろうとするならば、アビスの呪いは避けられないのだから。

ちなみに、原作者のつくしあきひとさんも自身のTwitterにてこれに反応。「ハートフルファンタジーアニメのメイドインアビスが海外アニメメディア「Anime Trending」のアワードでベストファンタジーを受賞しました☺アニメすごいそす!」とツイートしている。

ネット上では「メイドインアビスはハートフルな絵柄です。そこは間違ってない(ヽ´ω`)」「申し訳ないがハートフルボッコアニメを紛れ込ませるのはNG」「hurtful」「ハートフル…?心温まる…?右下だけ絶対違うよね…?さらっと罠仕掛けるのやめてほしい…」「ハートフル(ボッコ)が2作品ほど混じってるぞぉ!!アビスはヤバいけど、王様ランキングもけっこうエグい描写ある」「メイドインアビスが,,,心,,,温まる,,,?」「んなぁ~」などの声が寄せられた。