すでに出荷済みで実績があるZynq Ultrascale+ RFSoC DFE

AMDはZynq Ultrascale+ RFSoC DFEをこのEvenstar向けにカスタマイズした形で提供する(Photo06)。

  • AMDのソリューションを利用するのはMetaではなくキャリア

    Photo05:当たり前の話であるが、AMDのソリューションを利用するのはMetaそのものというよりは、Evenstarに準拠した機器を導入するキャリア(や、そこに機器を導入するベンダー)である

  • Zynq Ultrascale+ RFSoC DFEの概要

    Photo06:このスライドそのものは2020年のものとまったく同じである

これにより基地局は8T8RのDirect RFや1.6GHz iBWのトランシーバなどを簡単に構築できる事になる(Photo07)。

  • 多様化するキャリアニーズに対応するシステム性能の概要

    Photo07:こちらも以前とまったく同じ

ぶっちゃけこれらのソリューションというかZynq Ultrascale+ RFSoC DFEは2021年前半から出荷を開始している、ある意味実績のあるものであり、その実績を買われてEvenstar向けにも提供を開始した、というのが正確なところかもしれない。

もちろんEvenstarのRUは全部Zynq Ultrascale+ RFSoC DFEで構成される、なんてことはあり得ないのだが、新しいRU向けのリファレンスが用意されるのは機器ベンダーにとっては選択の幅が広がる事になるし、AMDにとってもEPYCを基地局向けに納入する商談の機会を得られることになる。AMDによるXilinx買収による相乗効果が期待できそうな場面が1つ増えた訳だ。