ソフトバンクは4月15日、ネットワークアップデートに伴いiOS11搭載のiPhoneが一部のエリアでSoftBank 4G/SoftBank 4G LTEによるデータ通信ができなくなる件について、そのスケジュールを当初予定の「2022年4月以降順次」から「2022年6月以降順次」と変更することを発表した。ネットワークアップデート実施の開始時期変更に伴うもの。

  • iPhone X

    2017年発売のiPhone X

SoftBank 5Gのエリア拡大と高度化に伴うネットワークアップデートにより、iPhone 6~iPhone XをiOS 11のまま利用している場合にサービスエリアの一部でSoftBank 4G/SoftBank 4G LTEによるデータ通信ができなくなり、3G通信のみの提供となることは、2022年2月4日にアナウンスされていた。その時点ではデータ通信が利用できなくなる時期として「2022年4月以降順次」としていたが、ネットワークアップデート実施の開始時期変更にともない、これを「2022年6月以降順次」と変更した。

対象となる機種(下記参照)でも、iOS 12以降へのアップデートを行えば当該エリアで引き続きSoftBank 4G/SoftBank 4G LTEのデータ通信が利用できる。ソフトバンクでは引き続き、対象機種をiOS 11環境で利用しているユーザーに対し、それぞれの機種に提供されているiOS最新バージョンへアップデートすることを推奨している。

対象機種

  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone SE(第1世代)
  • iPhone X

SoftBank 4G/SoftBank 4G LTEに対応しないiPhone 5s/iPhone 5c以前の機種、iOS 12以降が搭載された状態で出荷されているiPhone XR/XS/XS Max以降の機種については、このネットワークアップデートの影響でとくに影響はうけない。