OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「ポートレート」です。

「ポートレート」は大きな画面で好きな写真を楽しめる

  • 好きな写真がランダムに切り替わる「ポートレート」の文字盤

「ポートレート」は「写真」文字盤と同じように画面全体に写真を表示するデザインです。異なるのはiPhoneの「ポートレートモード」撮影に対応し、写真上の人物が認識されることです。これにより、時刻表示が人物の裏側に配置されることが特徴です。

お気に入りの写真を文字盤にしても、顔が時刻で隠れてしまっては残念。文字盤に人物写真を使うなら、ポートレートモードで撮影しておくのがおすすめです。

情報量と実用性

「ポートレート」文字盤に表示されるのは、ポートレート写真とデジタル時刻表示、コンプリケーションは最大2つです。情報量は少なめで、あくまで写真が主役。写真によっては時刻表示の一部が隠れたり、背景と同化して見えにくくなったりすることもあります。実用性より写真を楽しむための文字盤として活用しましょう。

おススメの使い方

ポートレート写真は最大24枚まで追加することができます。手首を上げるか、タップすることで写真が切り替わります。お気に入りのポートレート写真を複数登録しておけば、見る度に小さな癒しを得られます。今日は時間や予定に縛られない! という幸せアワーのために用意しておいてはいかがでしょうか。

アレンジ例

  • (左)人物を認識して時刻表示が頭の後ろに。奥行きが表現されます。
    (中・右)ポートレートモードの写真でも、被写体や写り方によっては時刻が手前に。書体は3種類から選択可能です

「ポートレート」文字盤のバランスは?

  • お好みの写真を追加すれば、癒し力高めの文字盤に。時刻の視認性やスタイリッシュさは使う写真によって左右されます