HR TechスタートアップのZENKIGENは11月17日、AIを用いてオンラインで行う1on1ミーティングの動画を解析し、発話量や表情などの特徴量からマネージャー・メンバーの関係性を定量化するサービス「revii(リービー)」の提供を発表した。

同サービスを使って、オンラインミーティングツールと同様に1on1ミーティングを実施すると、コンピュータービジョンや自然言語解析を基に、AIが発話量や内容、顔や目線の動きなど10項目以上の特徴量をマネージャーとメンバーごとに測定する。測定した特徴量を基に関係値スコアを算出し、50パターン以上の改善案から最適な施策をアドバイスする。

  • 利用イメージ

1on1ミーティングを複数回継続することで自動的にデータが蓄積され、その変化の推移を管理画面のダッシュボードで確認することができる。また、1対1の関係性スコアを組織図にマッピング化することで、組織やチーム全体の関係性の状態も可視化できる。

  • 管理画面イメージ

同AIを活用して職場でのマネージャーとメンバーの人間関係、マネージャーのマネジメントスキル、メンバーの状態のほか、マネージャーとメンバーの関係性からチームや組織全体の関係性を定量的に把握するなど、客観的な指標をもとにした職場のつながり強化やマネジメントスキルの改善に取り組めるという。