バックグラウンドサウンドは、ある種の効果音/ノイズを出力し続けるiOS 15に追加されたアクセシビリティ機能の一種。ノイズや波の音、小川のせせらぎなど6種の効果音が用意されており、『設定』→「オーディオ/ビジュアル」→「バックグラウンドサウンド」画面で有効にできます。
この機能のポイントは、ほかの音源とミキシングしてくれるところにあります。Apple Musicにあるウクレレの演奏も、バックグラウンドサウンドの波の音を重ねれば気分はハワイ。電子書籍アプリで読書するときには、雨音がうるさすぎず静かすぎずぴったりです。
しかし、気になる問題が...そう、あるタイミングで止まってしまうのです。これはiOSの仕様ですから、止まってしまった場合は「バックグラウンドサウンド」画面を開き、再び「バックグラウンドサウンド」スイッチをオンにするしかありません。
そのタイミングとは、タイマーとアラーム。タイマーに登録した時間がきても、アラームにセットした時刻が到来しても、バックグラウンドサウンドは自動停止されます。前述の「バックグラウンドサウンド」スイッチがオフになってしまうため、もう一度バックグラウンドサウンドを鳴らすには『設定』→「オーディオ/ビジュアル」→「バックグラウンドサウンド」画面を開くしかありません。
設定次第では、iPhoneがロックされるのにあわせバックグラウンドサウンドも停止されます。その場合、「バックグラウンドサウンド」画面にある「ロック中にサウンドを停止」スイッチがオンになっていないか、確認しましょう。
なお、ボイスメモで録音中はバックグラウンドサウンドが中断されます(録音終了で再開)。画面収録機能では、バックグラウンドサウンドごと動画として記録されるので、気になる場合はオフにしておきましょう。
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バックグラウンドサウンドが止まってしまうときには
