NTTドコモは10月6日、2021-2022冬春シーズンの新商品ラインナップを発表した。すでに発表済みのものを含め全9機種のラインナップとなり、10月6日から2022年2月以降にかけて順次発売する。全機種が5G対応となっており、一部を除いて間もなく登場予定のAndroid 12へのバージョンアップ対応を予定している。また、5G対応ノートパソコン「ThinkPad X1 Nano」の取り扱いも開始する。

  • 2021-2022冬春シーズンの新商品ラインナップ

    2021-2022冬春シーズンの新商品ラインナップ

発表済みのものも含めた9機種のラインナップは下記のとおり。下記製品のうち、「AQUOS sense6 SH-54B<ブルーメタリック>」と「arrows We F-51B<レッド>」はドコモオンラインショップの限定カラーとなり、製造を担当するシャープ/FCNT両社と共同で機種代金の1%相当を日本赤十字社の活動資金として寄付する取り組みを行うという。

ハイスペックモデル

Galaxy Z Flip3 5G SC-54B

  • Galaxy Z Flip3 5G SC-54B

    Galaxy Z Flip3 5G SC-54B

「Galaxy Z Flip3 5G SC-54B」は、折りたためば四角形のコンパクトサイズになるサムスン製の縦折り型スマートフォン。10月6日に発売が開始されており、価格は148,896円。「いつでもカエドキプログラム」を利用する場合、1~23回目までの分割支払金が3,833円/月(23回)で、最終回分が60,720円。2年間使用した後に端末を返却した場合の実質負担額は88,176円となる。

Galaxy Z Fold3 5G SC-55B

  • Galaxy Z Fold3 5G SC-55B

    Galaxy Z Fold3 5G SC-55B

「Galaxy Z Fold3 5G SC-55B」は、開くと7.6インチQXGA+(1,768×2,208ドット)の表示が行え、閉じた状態でも6.1インチのカバーディスプレイで832×2,268ドット表示のスマートフォンとして利用できる横開き型のサムスン製折りたたみスマートフォン。こちらも10月6日に発売となっており、価格は237,565円。「いつでもカエドキプログラム」の利用時は、1~23回目までの分割支払金が6,198円/月(23回)で、最終回分が95,040円。2年間使用した後に端末を返却した場合の実質負担額は142,560円となる。

Xperia 5 III SO-53B

  • Xperia 5 III SO-53B グリーン/フロストシルバー
  • Xperia 5 III SO-53B フロストブラック/ピンク
  • Xperia 5 III SO-53B

「Xperia 5 III SO-53B」は、コンパクトなボディに一眼カメラ「α」シリーズ譲りのカメラ機能を搭載しているのが特徴。製造元はソニー。11月中旬以降の発売を予定しており、価格は未定。

スタンダードモデル

AQUOS sense6 SH-54B

  • AQUOS sense6 SH-54B

    AQUOS sense6 SH-54B

「AQUOS sense6 SH-54B」は、IGZO OLEDディスプレイを採用し、省エネ性の高いディスプレイと4,750mAhの大容量バッテリの組み合わせで1週間の電池もちを実現したシャープ製のスタンダードスマートフォン。高性能なカメラも魅力だ。発売は11月中旬以降で、価格は未定。

arrows We F-51B

  • arrows We F-51B

    arrows We F-51B

arrows We F-51Bは低価格で使いやすさを重視したFCNT製のエントリーモデル。丸洗い・アルコール除菌が可能で、マスク着用時の通話をアシストする機能を搭載する。12月上旬以降の発売予定で、価格は未定。

Galaxy A22 5G SC-56B

  • Galaxy A22 5G SC-56B

    Galaxy A22 5G SC-56B

サムスン製「Galaxy A22 5G SC-56B」は電話やメール、カメラなどの基本機能が充実した、求めやすい価格の5Gスマートフォン。使い方/操作方法のサポートが充実しているのも魅力だ。12月中旬以降の発売を予定しており、価格は未定。

シニア・初心者向けスマートフォン

あんしんスマホKY-51B

  • あんしんスマホKY-51B

    あんしんスマホKY-51B

「あんしんスマホKY-51B」は今回新ラインとして登場したシニア向けスマートフォン。製造は京セラ。6.1インチの大画面と電話・メール用の物理ボタンを装備しており、わかりやすい操作が魅力だ。バッテリは4,500mAhの大容量で、フィーチャーフォンからの移行で懸念されることの多いバッテリの持ちの問題に対応している。2022年2月以降の発売を予定。

らくらくスマートフォン F-52B

  • らくらくスマートフォン F-52B

    らくらくスマートフォン F-52B

FCNT製の「らくらくスマートフォン F-52B」は好評のシニア向けシリーズの最新モデル。画面サイズは全モデルの4.7インチから5.0インチにアップ。2眼カメラとAI自動認識機能の搭載で、写真撮影をこれまで以上に楽しめる。

5G対応ノートPC

  • ThinkPad X1 Nano

    ThinkPad X1 Nano

「ThinkPad X1 Nano」は、5Gネットワークに接続できるレノボ製ノートPC。わずか939gの軽量さで、自宅でも外出先でもネットワークに接続して利用できる。ノートPCでありながら「いつでもカエドキプログラム」の対象となり、実質負担が少なく購入できるのが魅力的だ。

2021-2022冬春モデルの新機能など

2021-2022冬春モデルの発表とあわせて、新たに提供される機能の発表も行われている。

「SNS launcher」は、スマートフォンのホーム画面を左右にフリックするだけでSNSを素早く起動できる機能。ホーム画面上でSNSの新着メッセージを確認できるなど、スムーズなSNSの利用が可能だ。不要なアイコンを排して壁紙をしっかり見せるレイアウトも特徴となっている。

  • SNS launcher

    SNS launcher

スマートフォンを振ることで事前に設定したアプリを起動できる「スグアプ」は、アイコンの同時表示が可能となり、事前に設定した最大5つのアプリについて、素早いアプリ切り替えが可能となっている。

  • 「スグアプ」の利用イメージ

    「スグアプ」の利用イメージ

Android 12への対応については、発売済みの機種も含めて、ドコモのAndroidスマートフォン全46機種が対象となり、順次バージョンアップを行うという。

また、これまで「らくらくスマートフォン」向けに提供してきた日比谷花壇とのコラボスマホケースの対応機種を拡大し、「Galaxy A22 5G SC-56B」用のものも用意されることとなった(これまで同様、「らくらくスマートフォン F-52B」用もある)。今後は日比谷花壇のお花を楽しめる購入者限定特典も用意するという。詳細は日比谷花壇から後日リリースされるとのこと。

  • 日比谷花壇とのコラボスマホケース

    日比谷花壇とのコラボスマホケース