楽天モバイル、自社エリアの展開計画に遅れ - 半導体不足が影響

楽天モバイルは、自社の回線エリアにおける人口カバー率96％達成時期を、これまで目標としていた「2021年夏ごろ」から「2021年内」の見込みに変更した。

楽天モバイルはキャリアサービスを正式提供した2020年4月以降、基地局の建設を「当初計画より5年前倒し」としながら進めており、自社回線エリアにおける人口カバー率96％達成時期を、これまで2021年夏ごろと見込んでいた。

今回、公式Webサイトでのエリア展開紹介が「2021年内に人口カバー率96％へ拡大予定」という表示に変更されており、基地局展開に遅れが生じている可能性がある。楽天モバイルは、人口カバー率が96％となる見込み時期について、世界的な半導体不足の影響により変更となる場合があると補足している。