ローランドは、BOSSブランドより新コンセプトのギター「EURUS(ユーラス) GS-1」を2021年9月に発売する。市場想定価格は242,000円前後。

  • エレクトロニック・ギター「EURUS(ユーラス) GS-1」

「EURUS(ユーラス) GS-1」は、ローランド/BOSSが40年に亘って培ったギターシンセサイザー技術と現代的な仕様のカスタムビルドギターを融合した新コンセプトのモデル。同社は本製品を「エレクトロニック・ギター」と称している。

一般的なギターと同じ奏法、フィーリングでシンセサイザーのサウンドを演奏でき、ギターとシンセサイザーのサウンドをシームレスに切り替えられる。

本体にシンセサイザーの音源を内蔵したことで、従来の「GKシリーズ」のような特殊なピックアップを装着せずともシンセサイザーを演奏できる。これまでの外部の音源を鳴らすタイプのギターシンセサイザーでは、発音の遅れ(いわゆる「レイテンシー」)や誤発音が生じることがあったが、本製品では、そういった事象は発生しないという。

iOS/Android対応の専用アプリ「GS-1 Editor」を使うことで、サウンドの選択や音色の編集が行え、お気に入りのセッティングを本体に6つまで保存して、いつでも手元で切り替えができる。設定したシンセサイザーのパラメーターを調節できる「SYNTH CTL」ノブを搭載し、手元でサウンドをコントロールすることも可能だ。

インディアンローズウッド指板のネックにはハイポジションになるに従って徐々にフラットになる「コンパウンド・ラジアス・フレットボード」を採用。24フレットすべてのポジションで高い演奏性を実現する。専用設計のワイドレンジのハムバッカーは、5ウェイのピックアップセレクターにより、フロント/リア/ハーフトーン以外にも2種類のシングルコイルサウンドを選択できる。また、Gotoh製のロッキングチューナーと2点支持のブリッジユニットを搭載したことで、アームプレイ時におけるチューニングの安定度を向上させている。

先述の「GS-1 Editor」では、同時発売予定のワイヤレスMIDIエクスプレッションペダル「EV-1-WL」の各種セッティングが行える。「EV-1-WL」からは、ピッチベンド(音の高さの変化)やフィルター(音色の変化)などの制御ができる。

ボディー材はアルダーで、カラーは黒のみ。ネック材はサテンフィニッシュのメイプルで、指板は前述の通り、インディアンローズウッド。接続端子はギターアウトとシンセアウトがフォーン、コンピューターとUSB接続するための端子はUSB Bタイプ。本体は単三型アルカリ電池4本で駆動するが、DC IN端子も装備しており、別売のACアダプター「PSA-100」からの給電も行える。

  • 2系統の出力を装備。同時利用が可能

本体のほか、トレモロアーム、六角レンチ、ギグバッグ「CB-EG10」(単品での発売あり)などが付属する。