ソースネクストは6月15日、AIボイスレコーダー「AutoMemo(オートメモ)」の新サービスとして、AutoMemo以外のデバイスで記録した音声/動画ファイルの内容をテキスト化する「ファイル・テキスト化サービス」を発表した。提供開始は8月4日からで、1時間分で300円の従量課金制。ただし6月15日から本サービス開始までの間、ベータ版を無料で提供する。

  • ファイル・テキスト化サービスの利用イメージ

    ファイル・テキスト化サービスの利用イメージ

AutoMemoは、2020年12月に発売された、録音した音声ファイルを自動でテキスト化できるボイスレコーダー。AutoMemoで録音したデータはWi-Fiを介して自動でクラウドへ転送され、テキスト化したデータと音声が保存される。あらかじめ設定しておけばテキスト化したデータはメールで受け取ることもできる。

今回発表の追加機能は、AutoMemoで録音した内容をテキスト化するのと同様のファイル・テキスト化サービスを、AutoMemo以外で録音した音声データでも利用できるというもの。オートメモアプリでファイル・テキスト化サービスにログインし、ドラッグ&ドロップでテキスト化したい音声/動画ファイルを追加して支払い手続きを行えば、テキスト化されたデータが届けられる。支払い手続きの前には、ファイルの冒頭30秒分をテキスト化した内容をサンプルとして確認することが可能だ。

対応するフォーマットは、音声ファイルが.mp3/.wav/.aac/.m4a/.flac/.aif/.aiff/.3gp、動画ファイルが.mp4/.avi/.mov/.m4v/.hevc/.mxf。本サービス開始後はアップロードする音声/動画の長さに制限はないが、ベータ版提供期間中は1日につき10時間分までとなる。