日本マイクロソフトは2月16日（米国時間）、同社製のワイヤレスヘッドセット「Xboxワイヤレスヘッドセット」を発表した。2月17日から順次先行予約を開始し、Microsoft Storeなどを通じて日本でも3月16日に発売する。直販価格は税込10,978円。

  • Xboxワイヤレスヘッドセット

Xboxシリーズ向けに細部がチューニングされたBluetoothヘッドセット。Windows Sonic、Dolby Atmos、DTS Headphone: Xなどの音響技術に対応し、ゲームプレイ時の足音や銃声といった重要な音を、聞こえてくる方向や距離などがわかる音像定位で把握できるという。

スピーカーサイズは40mmで、スピーカー素材は合成紙製ダイヤフラムとネオジム磁石。本体はシンプルなデザインで、イヤーカップにはクッション材を採用したポリウレタンレザーが使われている。イヤーカップのダイヤルを回転させることで、音量バランスの調節も可能。

マイクは左側のイヤーカップ下部から伸びるフレキシブルタイプで、使わないときは収納できる。また、発話をしていない間は自動ミュート機能が作動し、マイクからの音声入力を自動的にシャットアウトする。ミュートは手動でのオンオフにも対応。なお、「Xboxアクセサリ」アプリを使うことで、イコライザー設定、低音ブースト、自動ミュート感度、マイク監視レベルといった微調整が行える。

電源は充電式で、1度の充電で最大15時間の駆動が可能。満充電までの時間は約3時間。充電ポートはUSB Type-Cで、専用ケーブルが付属する。本体の重さは約312g。対応するBluetoothのバージョンは4.2以降で、プロファイルはA2DP、HFP、HSP、コーデックはSBCに対応する。

利用可能なデバイスはXbox Series X|S、Xbox One、Windows 10 PC、Bluetooth搭載デバイスなど。Windows 10デバイスで使う場合は、バージョン4.2以降のBluetooth機能、もしくはXboxワイヤレスアダプターなどが別途必要となる。