米Microsoftが1月26日 (現地時間)に発表した2021年度第2四半期 (2020年10月〜12月) 決算は売上高、純利益ともアナリストの予想を上回った。昨年10月に2020年7〜9月期決算を発表した際に、10〜12月期については慎重な見通しを示していたが、成長の鈍化を脱したクラウド関連が勢いを維持。在宅勤務や在宅学習の広がりからWindows OEM non-Pro、Surface、Xboxコンテンツなども好調だった。

12月期の売上高は、過去最高となる431億ドルで前年同期比17%増。純利益(GAAP)は155億ドルで同33%増。1株利益は2.03ドルだった。市場予想は、売上高401億ドル、1株利益1.64ドルだった。以下は部門別の売上高。

More Personal Computing

売上高151億2000万ドルで前年同期比14%増。アナリストの予測135億ドルを上回った。Windows 7のサポート終了によるビジネスの買い替え需要で伸びた前年に比べてWindows OEM Proは同9%減だったが、在宅勤務や在宅教育に伴うコンシューマ需要の高まりでOEM non-Proが同24%の伸びで、全体では同1%増。Windows Commercial製品とクラウドサービスは同10%増、Microsoft 365の需要が伸びを牽引した。

Microsoftは10月にクラムシェル型ノートPC「Surface Laptop Go」、11月に新世代ゲーム機「Xbox Series X」と「Xbox Series S」を発売した。Surfaceデバイスは売上高が前年同期比3%増。ゲーミングは同51%増。ファーストパーティタイトルとサードパーティタイトルの好調な売り上げにXbox Game Passサブスクリプションの伸びが加わって、Xboxコンテンツおよびサービスが同40%増だった。Xboxハードウェアは同86%増。新世代Xboxによってマージン率が26%程度になるとアナリストは予測していたが35%だった。

Productivity and Business Processes

売上高133億5000万ドルで前年同期比13%増だった。

  • コマーシャル向けOffice製品/クラウドサービス:売上高11%増(前年同期比)。Office 365のコマーシャルシート数が15%増加し、売上高が21%増(同)だった。
  • コンシューマ向けOffice製品/クラウドサービス:売上高7%増(前年同期比)。コンシューマ向けMicrosoft 365の契約者数は4750万人、前期から220万人の増加。
  • Dynamics製品およびクラウドサービス:売上高21%増(前年同期比)。Dynamics 365は39%増(同)だった。

Intelligent Cloud

売上高146億ドルで前年同期比23%増だった。サーバー製品およびクラウドサービスの売上高は同26%増。Azureは同50%増、使用量ベースのサービスが伸びを牽引した。サーバー製品の売上高は同4%増だった。