ファーウェイ・ジャパンが現在販売中のスマートウォッチ(4機種)に関して、ソフトウェアアップデートが始まった。今回のアップデートでは、血中酸素レベルの測定機能が使えるようになる。

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    対応機種

アップデートの対象製品は、「HUAWEI WATCH GT 2」、「HUAWEI WATCH GT 2e」、「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」、「HUAWEI WATCH FIT」の4機種。

新型コロナウイルス感染症に関する情報のひとつとして、患者の容体を示す目安となる「血中酸素濃度」や、それを測定する「パルスオキシメーター」が注目されている中、「Apple Watch Series 6」が血中酸素飽和度の測定機能を搭載するなど、スマートウォッチに求められる機能が変化している。今回のアップデートを適用すると、ファーウェイの対象機種のスマートウォッチで、血中酸素レベルの測定が行えるようになる。

ただし、今回のアップデート対象モデルをはじめとして、スマートウォッチの多くは一般的なウェルネス・フィットネス向け製品で医療機器ではない。血中酸素レベル測定をはじめとする各種機能は、病気などの診断、治療、予防の目的には使えないため、注意が必要。

HUAWEI WATCH FIT、HUAWEI WATCH GT 2 Proの2機種では、血中酸素レベルの24時間リアルタイムでのモニタリングに対応。血中酸素レベルが低下した場合にアラートで知らせる機能も搭載する。いずれの機能も、利用にあたってHUAWEI Healthアプリで該当機能を有効にする必要がある。

アップデートはすでに公開されており、HUAWEI WATCH FITは1月22日から、HUAWEI WATCH GT 2 Proは1月25日から、HUAWEI WATCH GT 2およびHUAWEI WATCH GT 2eは2月3日から順次、対象製品のユーザーにHUAWEI Healthアプリにて通知する。アップデート通知は開始から約1カ月かけて行われる予定だ。ソフトウェアのバージョン確認は、HUAWEI Healthアプリ内のデバイス→対象のデバイス→ファームウェア更新から行う。