パナソニックは、工事を行うことなく、蛍光灯照明から器具ごと交換できるLED照明「パルックLEDシーリングライト」（LE-PC08D、LE-PC06D）を発売する。
発売日は10月21日。オープンプライスで、市場想定価格はLE-PC08D（～8畳）が9,000円前後、LE-PC06D（～6畳）が8,000円前後（いずれも税別）。
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パルックLEDシーリングライト
アダプタを取り付けて本体を押し上げるだけの2ステップで、工事を行うことなく蛍光灯から取り換えられるLED照明。器具本体とLED、プラスチック製カバーが一体構造となっており、カバーの内部に虫やほこりが入り込むことを防ぐ。
LE-PC08Dは丸形蛍光灯32形と40形、LE-PC06Dは丸形蛍光灯30形と32形からの交換を推奨している。取付可能な配線器具は製品情報ページを参照のこと。
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蛍光灯シーリングライトと本製品の構造比較図
発光面に光をムラなく拡散できるため、蛍光灯シーリングライトと比べてコンパクトな本体でありながら、日本照明工業会の定める畳数基準の6畳（LE-PC06D）、8畳（LE-PC08D）を満たす明るさを確保した。定格光束と定格消費電力は、LE-PC08Dが3800lm／29.3W、LE-PC06Dが3200lm／25.6W。
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蛍光灯シーリングライトと本製品の明るさの比較
いずれも本体サイズは高さ10×幅33cm、重さは1.2kg。光色は昼光色、色温度は6500K、光源寿命は40,000時間。専用リモコン送信機が同梱されており、100％～約5％まで調光が可能。
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リモコンが付属し遠隔操作できる
パナソニックによると、家庭におけるLED照明の普及はいまだ50％未満で、丸形蛍光灯の総需要は縮小傾向ではあるものの、年間約1,200万本の需要があるという。蛍光灯のユーザーが持つ不満として、「虫が寄る・入る」、「交換の手間が面倒」、「電気代が高い」といった内容が上位となり、今回の製品はこれらを解消すべく開発された。
