コンカーは8月20日、ファーストアカウンティングと連携し、請求書の画像をAIで読み込み、分析し「Concur Invoice」に自動データ連携するAI-OCR機能の提供を9月以降に開始すると発表した。

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    サービスの概要

同社は、ビジネスパーソンの利便性と生産性の向上、企業のガバナンス強化を目指す「ビジネスキャッシュレス構想」を掲げており、さまざまなサービスや決済手段との連携や関連法の整備に向けた働きかけを行っている。

一環として、外部サービスとの連携を通じ、経費や請求書の支払・管理に係る一連のプロセスを効率化する「SAP Concur App Center」のサービスの拡充を進めている。

今回、SAP Concur App Centerの新たなサービスとして、請求書をAIで読み込んで分析し、コンカーの請求書管理クラウド「Concur Invoice」にデータ連携するAI-OCR機能「Remota」の提供を開始する。

Remotaは、メールやオンラインストレージ経由でアップロードした請求書の画像をAIで読み込み、経費タイプなどを分析し、クラウドサービスに取り込むことができる機能となり、RemotaとConcur Invoiceのデータ連携により、企業が受け取るあらゆる請求書の入力レスを実現し、煩雑な請求書処理業務の効率化に貢献するという。