Amazonは7月21日、ファッションブランド BEAMSのスタッフがスマートスピーカーなどAmazonデバイスを使ったライフスタイル提案を行う動画「Amazon Devices meet BEAMS AT HOME VIDEO」を発表。第1弾「エンタメ編」を、BEAMSの公式YouTubeチャネル「BEAMSBROADCAST」で公開した。「ライフスタイル編」と「アシスト編」も近日公開予定となっている。

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    「Amazon Devices meet BEAMS AT HOME VIDEO」

この動画は、「スマートで快適な夏のおうち時間を提案する動画」として、BEAMSの監修・協力のもとで制作。BEAMSスタッフが音声アシスタントAlexaを搭載したスマートスピーカー・Echoシリーズや、Fire TVシリーズ、Fireタブレット、KindleといったAmazonデバイスを活用している姿を、個性的な家庭の様子とともに紹介している。

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    動画「エンタメ編」のひとコマ

第1弾の「エンタメ編」では、Echo Flex、Fire HD 10、Fire TV Stick 4Kを紹介。「Amazonデバイスを使って自宅で快適に楽しむエンターテイメント」をテーマに、インテリアにこだわった自宅でひとり暮らしをしている男性の姿を写している。

近日公開予定の「ライフスタイル編」では、Echo Dot with clock、Kindle Paperwhiteを紹介。古民家を改装した自宅で暮らす夫婦2人の家庭から、Amazonデバイスを活用した穏やかな“おうち時間”の過ごし方を紹介する。また、「アシスト編」では小さな子どもがいる家族4人暮らしの家庭で、Echo Show 8やFire HD 10 キッズモデルを使って子どもとの時間をゆっくり過ごす休日の様子を紹介する。

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    動画「ライフスタイル編」のひとコマ

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    動画「アシスト編」のひとコマ

2020年上半期のAmazonデバイスと機能強化

Amazonは7月21日、メディア向けセミナーをオンラインで開催。アマゾンジャパン合同会社 Alexa エクスペリエンス & デバイス事業部 リージョナルディレクターの大木聡氏は、新しい「Fire HD 8タブレット」シリーズや、Alexa対応で税込1,980円と手ごろな「Amazon Smart Plug」など、2020年上半期に発売したAmazonデバイスを振り返った。

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    2020年上半期に登場したAmazonデバイスを振り返った

2020年上半期に発表された、Alexaの機能強化についても改めて紹介。iOS/Android向けに提供しているAlexaアプリがアップデートでハンズフリー操作に対応したほか、ディスプレイ付きスマートスピーカー「Echo Show」シリーズでは動画配信サービス「Paravi(パラビ)」が視聴可能になっている。音楽ストリーミングサービス「Spotify」のフリープランの楽曲もAlexa搭載デバイスで再生可能。また、Alexaを搭載した日産の新車「アリア」が登場したことにも触れ、Alexaの展開の拡がりをアピールした。

その他の製品・機能のアップデートとして、Kindle Paperwhiteの新しいカラーバリエーションや、海外で先行して提供されていたFire TV用「Apple TV」アプリが日本でも利用可能になったこと、Fire TV・Fireタブレット・EchoシリーズでAmazon Musicの無料ストリーミングが再生可能になったことなどを紹介した。Fire TVシリーズではAmazon Musicで好きな音楽を聴けるだけでなく、アーティストのミュージックビデオ(MV)も見られるようになったという。

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    Amazonのデバイス・サービスでステイホームを応援

大木氏はまた、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下における、Amazonのステイホームの応援に関する取り組みについて説明。国内では2月下旬から厚生労働省の案内を元に、COVID-19に似た症状が出たときの対処方法や、新型コロナウイルスに関する生活情報や最新ニュースをAlexaに聞いて確認できるようにしており、全世界的にもAmazonデバイスに同様の機能を提供しているという。

また、京都大学医学部附属病院をはじめ、複数の医療機関にFire 7タブレットを寄贈。COVID-19にかかり入院して隔離されている患者と、家族や友人がオンラインでコミュニケーションできるようにするなど、医療機関へのさまざまな支援を行っている。

国内では小・中学校などの休校の影響もあり、子どもが自宅にいる家庭ではエンターテインメントの利用が増え、特に子ども向けコンテンツの視聴が非常に増えたという。また、AmazonはAlexaでさまざまなサービスを円滑に提供するためにユーザーの利用体験を測定しており、コールセンターに寄せられる問い合わせや製品レビューなども含めて、ユーザーの利用形態の変化を把握。その結果、Amazonのデバイスや各種サービスを使いながら「ステイホームを充実させよう」という傾向にあることが分かったほか、今まで使っていなかったユーザーが新たに使い始めたり、使うのをやめていたユーザーが再活用するといった事例も見られたという。

BEAMSの人気書籍に着目、Amazonデバイスで快適生活を提案

Amazonでは、COVID-19の影響が続く中で迎える今夏の“おうち時間”において、Amazonデバイスをアピールする新しい取り組みを模索。BEAMSのスタッフが自分の部屋や私物といったライフスタイルを紹介する書籍「BEAMS AT HOME」が人気を集めていることに着目し、今回の「BEAMS AT HOME VIDEO」をBEAMSと協力して企画した。動画はYouTubeで公開され、3組のBEAMSスタッフがAmazonデバイスを日常生活に取り入れている様子を紹介していく。

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    「Amazon Devices meet BEAMS AT HOME VIDEO」で今夏のライフスタイルを提案

7月21日公開の「エンタメ編」に出演している、ビームスクリエイティブ ブランドマーケティング本部 PR戦略部の田中遥氏は、「Amazonデバイスはデザインが部屋の印象を損なうことなく、ミニマルでスッと馴染む。Alexaに声をかけるだけで使え、ボタンを押さなくても電源オン/オフができて快適。こうした気の利いた機能がライフスタイルを格上げしてくれる」と話す。

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    「エンタメ編」に出演しているBEAMSの田中遥氏が、Amazonデバイスを活用した自宅の様子を披露

また、今後公開予定の動画に登場するBEAMSスタッフもセミナーに登場。それぞれこだわりのある室内における夫婦での時間の過ごし方や、子どものいる生活の中でAmazonデバイスを活用している様子を紹介した。

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    「ライフスタイル編」に出演しているBEAMSスタッフの自宅に置かれたEcho Dot with clock

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    「アシスト編」に出演しているBEAMSスタッフの家ではEcho Show 8が活躍