スタイラス「M-Pencil」も注目ポイント

オプションのM-Pencilも見逃せません。MatePad Proとの組み合わせでは、4,096段階の筆圧検知とパームリジェクションを備えており、安定した手書きやお絵かきが可能です。メモ取りにもとても使いやすく、画面オフ時にM-Pencilでダブルタッチをすると、すぐにメモアプリが起動してメモを取れます。

  • M-Pencilを使って快適な手書き入力。M-Pencilは6角錐の鉛筆に似たデザイン。価格は税別9,990円です

【動画】画面が消えているときにM-Pencilでダブルタップすると、メモアプリが起動。すばやく手書きメモを取れます。M-Pencilの動きに対する、画面描画の追従性もスムーズ

手書きメモは、メモ帳アプリに保存されます。メモ帳アプリはキーボード入力と手書き入力に対応し、手書きではペン先や色を変えることもでき、使い勝手のよいアプリです。

MatePad Proを横持ちにしたときの本体上部と、M-Pencilには磁石が内蔵されており、お互いにくっつけておけます。磁石は超強力というほどではありませんが、使っている間に落ちるようなことはありませんでした。また、M-PencilとMatePad Proをくっつけると、BluetoothペアリングとM-Pencilの充電が自動で行われます。ライバルのiPad Proと同じ仕組みですが、便利な機能です。

  • MatePad ProとM-Pencilを磁石で貼り付けると、自動的にBluetoothペアリングとM-Pencilの充電が行われます

「Nebo for Huawei」アプリ

手書き対応アプリとしては、定評ある「Nebo for Huawei」が存在しており、様々な手書き入力が可能です。Nebo for Huaweiアプリは手書き文字をテキスト化するOCR機能を備えており、精度もなかなか優秀。もちろん日本語にも対応しており、かなり実用的です。手書きメモに関しては、十分な機能を備えています。

  • 手書きメモアプリのNebo。テキスト化した文字を再変換する、といったことができないのは残念ですが、認識精度はかなり高く実用的

【動画】Neboを使っている様子。ジェスチャー機能によって、文字の削除や改行などの操作もできます

「MyScript Calculator」アプリ

「MyScript Calculator」アプリは、手書きした数式をテキスト化するというもの。計算もやってくれますので、手書きで少々複雑な数式を書いても、答えが簡単にわかります。

  • 数式を手書きして計算までする「MyScript Calculator」アプリ。複雑な計算も可能で、式を次々と追加していっても順次計算してくれます

「ibisPaint X」アプリ

「ibisPaint X」アプリは、本格的なお絵かきアプリ。レイヤーを使った様々なお絵かきができます。筆者は絵心がないので正直用途がありませんが……、絵を描く人にとってはぜひ使ってみてほしいアプリです。

  • お絵かきアプリのibisPaint X

今回は試用できませんでしたが、ワイヤレスキーボードもオプションで用意されています(税別14,900円)。日本語キーボードがなく英語キーボードのみということですが、文字入力やショートカットキーによって各種アプリを使いこなしたい人にとっては、有効なオプションでしょう。