Q-Successから2020年6月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2020年6月はWordPressとShopifyがシェアを増やし、CMSを使っていないサイトの割合が減少した。

WordPressは過去の増加傾向と異なり、2020年4月と2020年5月は横ばいの傾向を示していた。しかし、2020年6月には大きくシェアを増やし、4月と5月に従来と同じペースでシェアが増えていた場合に到達するであろう値とほぼ同じになった。

CMS市場は、WordPressとShopifyがシェアを増やすという傾向で落ち着きつつある。それ以外のCMSの多くはシェアを落とすか横ばいで推移している。WordPressとShopifyは今後もシェアを増やし続けるものと見られる。

  • 2020年6月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2020年6月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2020年6月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2020年6月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 41.6% 43.1%
2 WordPress 37.0% 36.0%
3 Shopify 2.4% 2.2%
4 Joomla 2.4% 2.4%
5 Drupal 1.6% 1.6%
6 Squarespace 1.4% 1.4%
7 Wix 1.4% 1.3%
8 Bitrix 1.0% 1.0%
9 Blogger 1.0% 0.9%
10 Magento 0.8% 0.8%
11 OpenCart 0.6% 0.6%
12 PrestaShop 0.5% 0.5%
13 TYPO3 0.3% 0.3%
14 Weebly 0.3% 0.3%
15 Adobe Dreamweaver 0.3% 0.3%
16 Bigcommerce 0.2% 0.2%
17 GoDaddy Website Builder 0.2% 0.2%
18 DataLife Engine 0.2% 0.2%
19 FrontPage 0.2% 0.2%
20 DotNetNuke 0.2% 0.2%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。