レノボ・ジャパンは5月26日、法人向けのハイパフォーマンスノートPC「ThinkPad T」シリーズを発表した。画面サイズが14型の「ThinkPad T14s Gen 1」「ThinkPad T14 Gen 1」、および15.6型「ThinkPad T15 Gen 1」の3モデルを用意する。
ThinkPad T14s Gen 1
重さ約1.24kgからの14型モバイルノートPC。CPUによってIntelモデルとAMD2モデルを用意する。Intelモデルは5月29日発売で価格は180,000円から(以下すべて税別)、AMDモデルは6月5日発売で価格は172,000円から。
ThinkPad T490s / T495sの後継モデルとなり、スペックの選択肢が豊富。IntelモデルのCPUは第10世代Intel Coreシリーズで、Core i5-10210U、Core i5-10310U、Core i7-10510U、Core i7-10610Uが選べる。一方のAMDモデルは、Ryzen 3 PRO 4450U、Ryzen 5 PRO 4650U、Ryzen 7 PRO 4750Uを用意。
メモリは最大32GB、ストレージは最大2TB SSD(AMDモデルは最大1TB SSD)、グラフィックスはCPU内蔵タイプ。OSはWindows 10 Proをセレクトでき(標準仕様でWindows 10 Pro 64bit版)、720p Webカメラはあり/なしを選べる。
Intelモデルでは、ディスプレイにIPS方式の4K(3,840×2,160ドット)光沢液晶を用意。ほか、IPS方式のフルHD(1,920×1,080ドット)ノングレア液晶をベースに、10点マルチタッチ対応版、省電力版などをそろえている。AMDモデルでは、4K液晶は選べない。通信機能は、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n対応無線LANとBluetooth。
Intelモデルのインタフェースは、USB 3.1 Gen1 Type-C(ビデオ出力対応)、USB 3.1 Gen2 Type-C、USB 3.1 Gen1×2、HDMI×1、microSDカードリーダーなど。AMDモデルのインタフェースは、USB 3.1 Gen2 Type-C×2(ビデオ出力対応)、USB 3.1 Gen1×2、HDMI×1、microSDカードリーダーなど。
バッテリー駆動時間は最大23.1時間(AMDモデルは最大17.4時間)。本体サイズは約W329×D226.15×H16.7mm、重さは約1.24kg~。
ThinkPad T14 Gen 1
ThinkPad T490 / T495の後継となる14型モデル。こちらもIntelモデルとAMDモデルを用意。Intelモデルは5月29日の発売で価格は160,000円から、AMDモデルは6月5日の発売で価格は149,000円から。
IntelモデルのCPUは、Core i5-10210U、Core i5-10310U、Core i7-10510U、Core i7-10610U、AMDモデルはRyzen 5 PRO 4650U、Ryzen 7 PRO 4750Uとなる。
そのほか主な選択項目は、上記のThinkPad T14s Gen 1とほぼ共通。異なる点は、メモリが最大48GB(AMDモデルは32GBまで)となり、ディスプレイでTN方式1,366×768ドット液晶が加わっている。また、IntelモデルはグラフィックスにNVIDIA GeForce MX330(2GB)を搭載。
通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth。バッテリー駆動時間は最大17.05時間(AMDモデルは最大15.9時間)。本体サイズは約W329×D227×H18.9mm、重さは約1.46kg~。インタフェース類など、そのほかの主な仕様は上記のThinkPad T14s Gen 1とほぼ共通。
ThinkPad T15 Gen 1
ThinkPad T590の後継となる15.6型モデル。5月29日の発売、価格は191,000円から。CPUのラインナップはIntelのみで、Core i5-10210U、Core i5-10310U、Core i7-10510U、Core i7-10610Uをそろえる。
そのほか主な仕様は、上記のThinkPad T14s Gen 1とほぼ共通。バッテリー駆動時間は最大14.9時間。本体サイズは約W365.8×D248×H19.95mm、重さは約1.82kg~。