エミライは、手持ちのMMCX対応イヤホンを完全ワイヤレス化できる、FiiO Electronics(フィーオ エレクトロニクス)の左右独立型耳掛け式Bluetoothレシーバー「UTWS1 MMCX」(FIO-UTWS1-MC)を4月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は税別7,900円前後を見込む。直営オンラインショップ「FiiO Direct」などで4月17日午前10時から予約受付を開始した。

  • FiiO UTWS1 MMCX

    FiiO UTWS1 MMCX(FIO-UTWS1-MC)

Bluetoothレシーバー部と、MMCXコネクタを備えた耳掛け式ワイヤーで構成。手持ちのMMCXリケーブル対応イヤホン(別売)を接続して完全ワイヤレスイヤホンとして使える。今後、ピン外径0.78mmの2ピンコネクターバージョンも発売予定。

  • FiiO UTWS1 MMCX

    MMCX端子を備え、手持ちのMMCX対応イヤホンを接続できる

  • FiiO UTWS1 MMCX

    MMCX対応イヤホン(別売)と組み合わせたイメージ

Qualcommの最新SoC「QCC3020」を採用し、Bluetooth 5.0に準拠。コーデックはSBC、AAC、aptXに対応。対応スマートフォンと組み合わせ、右の信号は右のイヤホンに、左の信号は左のイヤホンに伝送する「TrueWireless Stereo Plus」(TWS+)もサポート。音声の遅延を押さえ、接続の安定性をより高められるという。

  • FiiO UTWS1 MMCX

    従来の完全ワイヤレスイヤホンのBluetooth接続方法(左)とTWS+の接続方法(右)のイメージ

左右別々のBluetoothヘッドセットを使用するような使い方ができる「個別モード」と、一般的なステレオ再生用の「ステレオモード」を備える。そのほか、内蔵マイクでハンズフリー通話が可能で、cVcノイズキャンセリング技術に対応し、クリアな通話音質を実現する。

【訂正】初出時、「バイノーラルモード」が利用可能としていましたが、エミライによると正しくは「ステレオモード」が利用可能だったため、当該箇所を修正しました(2020年6月5日 18:30)

耳に掛けるパーツには、カスタム仕様のチタン合金製形状記憶ワイヤーを採用。本体にはカスタム仕様のFPC(フレキシブルプリント回路基板)製のBluetoothアンテナを搭載し、受信性能を高めて安定した通話と音楽再生を実現。マルチファンクションボタンで音楽再生操作や通話操作が行える。防水ナノコーティングを施しており、汗や水分から本体を保護する。

本体内蔵のバッテリーで動作し、連続再生時間は最大約8時間。充電用のmicro USB端子を備え、充電時間は約1.5時間。重さは片側6.5g。キャリングケースなどが付属する。