フォスター電機(FOSTEX)は、完全ワイヤレスイヤホン「TM2」を5月31日から販売する。価格はオープンで、直販価格は30,704円(税込)。

  • 完全ワイヤレスイヤホン「TM2」

    完全ワイヤレスイヤホン「TM2」

  • 完全ワイヤレスイヤホン「TM2」

    いわゆる耳かけタイプで、装着感は良好だ

  • 完全ワイヤレスイヤホン「TM2」

    TM2を持った様子

TM2は、Bluetoothレシーバーやバッテリーが搭載された部分、イヤホン本体部分、イヤホン本体とBluetoothレシーバーやバッテリー部分をつなぐ「フレキシブル・ショート・ケーブル」部分の3つで構成される。フレキシブル・ショート・ケーブルの接続端子にはMMCXを採用し、MMCX端子を採用するイヤホンを自由に付け替えられるのが特徴だ。別売オプションとして、カスタムIEM 2pin端子、またはFitEar 2pin端子を備えるタイプのフレキシブル・ショート・ケーブルも販売する。

  • 完全ワイヤレスイヤホン「TM2」

    別売オプションとして、カスタムIEM 2pin端子やFitEar 2pin端子のフレキシブル・ショート・ケーブルも用意した。直販価格はカスタムIEM 2pin端子のフレキシブル・ショート・ケーブルが6,632円(税込)、FitEar 2pin端子のフレキシブル・ショート・ケーブルが5,476円(税込)

Qualcommの最新チップ「QCC3026」を搭載。右のイヤホンと左のイヤホンそれぞれにデバイス側が信号を送信する機能「TrueWireless Stereo Plus」に対応する(TrueWireless Stereo Plusは、Qualcommの「Snapdragon 845」や「Snapdragon 855」を搭載するスマートフォンの一部のみサポート)。

TrueWireless Stereo Plus非対応のデバイスと接続するときも、左右のイヤホン間で親機を自動で切り替える「ロールスワッピング機能」を利用することで、バッテリーを長持ちさせる。

本体にはタッチセンサーと物理ボタンを用意し、タッチ操作、ボタン操作の両方が可能だ。本体サイズはW40.2×H8.8×D48.2mm、重さは11g(片側)。Bluetoothのバージョンは5.0で、対応コーデックはSBC、AAC、aptX。再生周波数帯域は10Hzから40,000Hz、インピーダンスは16Ω。連続再生時間は最大10時間。IPX5の防水性能を備えた。

ケースのサイズはW138×H35×D48.2mm、重さは128g(TM2本体を除く)。ケースにバッテリーは備えない。ケースは充電クレードルを兼ねており、充電時はTM2本体をケースに収納し、充電ケーブルで電源とケースのmicroUSBポートをつなぐ。

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    ケースはメガネケースほどのサイズがある。ポケットに入れるのは難しそうだ