United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は4月14日(米国時間)、「Microsoft Releases April 2020 Security Updates|CISA」において、複数のMicrosoftプロダクトに複数の脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、遠隔から攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

脆弱性が存在するとされるプロダクトは次のとおり。

  • Microsoft Windows
  • Microsoft Edge (EdgeHTML版)
  • Microsoft Edge (Chromium版)
  • ChakraCore
  • Internet Explorer
  • Microsoft Office
  • Microsoft Office Services
  • Microsoft Office Web Apps
  • Windows Defender
  • Visual Studio
  • Microsoft Dynamics
  • Microsoft Apps for Android
  • Microsoft Apps for Mac
  • Windows 10 - Windows Update

    Windows 10 - Windows Update

脆弱性のいくつかは深刻度が緊急(Critical)に分類されており注意が必要。Microsoftからは、4月のセキュリティ更新プログラムがリリースされているので、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、更新プログラムを適用することが推奨される。