フォントの話なだけに、本当です。フォントの追加(インストール)には、その機能を備えたアプリが必要となりますが、多数の無償フォントを同梱したフォントインストールアプリを利用すれば、かなり自由にフォントを選ぶことができます。

フォントインストールアプリはすでに数種類が存在し、App Storeで入手できます。「FontInstall.app」は日本語フォント用、「Font Diner」は英字用という位置付けですが、サンプルを見て選ぶ程度でシステムにフォントをインストールできます。「Adobe Creative Cloud」のように、付加機能としてフォントインストールに対応したアプリも存在します。

システムにインストールされたフォントは、「Pages」や「Keynote」など任意のフォントを選べるアプリで使用できます。フォントを変更する機能を持たない「メモ」や「リマインダー」、フォントを変更できてもシステムに備え付けのものしか選べない「メール」や「ブック」といったアプリでは使用できません。その意味では、自由に追加できるが使うアプリを選ぶと言っていいでしょう。

フォントインストールアプリで追加したフォントは、「設定」→「一般」→「フォント」画面で確認できます。インストール済のフォントを一覧できるほか、削除することもできます。

なお、フォントはインストール元のアプリを削除すると、あわせて削除されます。インストール後はシステム標準装備のフォントと同様に他のアプリでも使用できますが、フォントインストールアプリとひも付けられた関係にあるからです。フォント単体を残すことはできないので注意しましょう。

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