中国・深センのオーディオメーカー「iBasso Audio」の新製品を輸入販売しているMUSINは、iBassoの新プレーヤー「DX160」を展示。さらに国内初公開となる「DX220MAX」も展示していた。当日は試聴が可能だが、DX220MAXについては会場で事前に整理券の入手が必要だ。取材中も整理券を受け取りに来る人が途切れず、来場者からの関心の高さがうかがえた。

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    iBasso Audio「DX160」

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    iBasso Audio「DX220MAX」

DX160」は、iBassoの最上位プレーヤー「DX220」のエッセンスを凝縮しながら、ユーザビリティをブラッシュアップしたハイレゾプレーヤー。価格はオープンで、店頭価格(税別)は39,820円前後を見込む。カラーは4色で、ブラックとブルーを10月11日に発売し、レッドとシルバーは今冬発売予定。

DACチップはシーラス・ロジックの「CS43198(QFN版)」をデュアルで搭載し、4.4mmバランス出力に対応。3.5mmステレオミニ出力も備える。ディスプレイは5型フルHD液晶で、新しいMango Playerアプリを標準で搭載するほか、音楽ストリーミング再生にも対応。「SRCの制約を受けない、『Hi-Resストリーミング』への完全対応」を謳う。

「DX220MAX」は卓上において使うタイプのオーディオプレーヤーで、本体は重厚な金属筐体を採用。ESSのDAC「ES9028PRO」をデュアルで搭載している。バッテリーも内蔵。上面に操作UIを表示するディスプレイを搭載し、前面には4.4mm端子のヘッドホン出力とライン出力を備えている。価格は2,000USドルとのこと。

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    DX220MAXは前面に4.4mm端子のヘッドホン出力とライン出力を備えている