米Appleは10月29日 (現地時間)、watchOS 6のアップデート「watchOS 6.1」の提供を開始した。

watchOS 6.1は、同社が28日に発表した完全ワイヤレスイヤホンの新製品「AirPods Pro」のサポートを追加する。AirPodsはiPhoneで簡単に接続設定を完了でき、iPhoneに設定するとApple Watchにも接続される。また、バグ修正と動作の改善を含む。開発段階でベータ版を試した一部のユーザーが報告していたバッテリー動作時間の改善に効果があるかは不明。

watchOS 6.1アップデートは、Apple Watch Series 1とApple Watch Series 2にも配信される。これら2機種はアップグレード対象機種に含まれていたが、watchOS 6の提供が遅れていた。ただし、watchOS 6へのアップデートにはiOS 13が必要であり、iOS 13で動作していないiPhoneにペアリングしているApple Watch Series 1とSeries 2向けのセキュリティアップデートとして「iOS 5.3.3」も同時にリリースした。