Adobe製品を駆使するクリエイターにもオススメ

ゲーミングノートPCは高い性能と長時間使用しても安心できる冷却力の高さ、ゲームプレイにも耐えられる快適な入力環境が整っているということもあり、クリエイターにも人気が高まっている。6コア12スレッドのCore i7-9750Hは、エンコードなど動画編集にも十分対応できる性能があるのに加えて、GeForce RTXはAdobeのクリエイティブ系アプリの一部機能を高速化できる。Premier Pro CCならば、リアルタイム編集を高速化できるといった具合だ。Photoshop CCなら、写真の焦点領域を自動で選択するフォーカス マスクなどGeForce RTXを活かした30以上の機能を用意している。

  • AdobeのアプリではGPUのパワーを活用した機能を多数用意している

また、ROG ZEPHYRUS S GX531GWRの性能はゲームの実況や配信にもうってつけ。GeForce RTX 2070は、NVENCと呼ばれるエンコード機能を備えており、CPUに負荷をかけることなくゲームプレイの録画や配信が可能だ。Core i7-9750Hの性能を活かして録画したデータの本格的な編集に挑戦してみるのもよいだろう。

  • GeForceシリーズに備わっているNVENCを使えば、CPUに負荷をかけずにゲームの配信や録画が可能だ。GeForce RTXではNVENCも進化しており、さらに画質が向上している

まとめ

ROG ZEPHYRUS S GX531GWRは高い性能を薄型ボディに凝縮し、ディスプレイもキーボードもきっちりゲーミング仕様に仕上げている。冷却面でも動作音とのバランスが考えられており、さすが30万円を超えるゲーミングノートというところだ。性能面だけではなく、見た目や持ち運びやすさにもこだわりたいなら、ぜひとも注目しておきたい一台だ。