144Hzの高速表示が可能な液晶画面
ディスプレイは15.6型のワイド液晶。解像度はフルHDで、リフレッシュレート144Hz、応答速度3ms(グレーtoグレー)の高速表示に対応している。パネルはIPS方式なので視野角が広く、発色のクオリティも高い。世界的プロフェッショナルカラースタンダードの「Pantone Validated」を取得しており、忠実な色品質基準を満たしているのもポイントだ。画面はノングレアなので、映り込みはない。144Hzの速度を体感するには、ゲームを動かすPC本体要素も高フレームレートを出す必要があるが、それだけの性能を十分に持っている。後述するベンチマーク結果を見てほしい。
インタフェースは左側面にUSB 3.1 Gen1(実質USB 3.0)のType-CポートとUSB 2.0、ヘッドセット端子を用意、右側面にはUSB 3.1 Gen2のType-CポートとUSB 3.0ポートを備える。こちらのType-CポートはPD v1.2サポートとモバイルバッテリなどからの給電が可能。同社ではASUS UNIVERSAL DOCKやASUS ZenPower Pro PDなどからの給電を確認しているという。背面にはHDMI 2.0b出力も備えている。
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左側面にはUSB 3.1 Gen1のType-C、USB 2.0×2、ヘッドホンとマイクのコンボジャック(ヘッドセット)端子を用意。ヘッドホン出力は24bit/96kHzのハイレゾ音源再生をサポートしているのが隠れた魅力
ゲームにも普段使いにも便利なキーボード
キーボードは英語(US)配列を採用。Nキーロールオーバー対応と複数のキー同時押しが可能なので、複雑な操作もスムーズに行える。キーストロークは本体が薄型ということもあって1.2mmを短めだが、キーにはほどよい負荷があり、しっかりと押し込んでいる感があるため感触は悪くない。ユニークなのがキーボード右側にあるタッチパッド。上部のボタンで押すことでテンキーに切り替えられる。ゲームだけではなく、普段使いにも便利だ。
ネットワークはIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANを搭載。有線LANを備えていないのは残念だが、2本のアンテナを360度方向に対応できるように配置しており、快適に接続しやすい。また、付属のアプリを使うことで、いまプレイしているゲームの通信を最優先にするように設定できる。