アイロボットジャパンといえばロボット掃除機「ルンバ」が注目されがちですが、隠れたファンが多いのが同社の床拭きロボット「ブラーバ」シリーズです。ブラーバシリーズにはコンパクトな「ブラーバ ジェット」と、一度に広い範囲を床拭きできる「ブラーバ」の2モデルがあります。いずれも水拭き、から拭きの両方に対応しているのが特徴です。

  • 今回の会場でデモンストレーションがあった「ブラーバ ジェット250」。コンパクトで小回りのきくボディが特徴。ウェットモードで最大12畳、ドライモードでは最大15畳のエリアを一度に掃除できます

【動画】床拭きロボット「ブラーバ」の動き
(音声が流れます。ご注意ください)

【動画】水拭きする「ウェットモード」では、本体前面から床に向けて水をスプレーし、専用パッドを振動させることで強力に汚れを落とします
(音声が流れます。ご注意ください)

  • 「ブラーバ390j」はウェットモードで最大20畳、ドライモードで最大56畳という広い範囲を一度に掃除できるのが特徴です

  • ブラーバは付属の「クリーニングパッド」に専用パッドか市販の使い捨てお掃除シートを巻き付け、本体にセットして利用します。クリーニングパッドにはタンクが搭載されており、ウェットモード時はここに水を入れることで、パッドに水をしみこませて掃除できます

実は、新モデルの「ブラーバ ジェット250」と「ブラーバ390j」は、ハードウェア的には前モデルの「ブラーバ」と「ブラーバジェット」と同じ。大きく変わったのは同梱品です。両製品とも、ユーザーからの要望が高かったブラーバ専用の床用洗剤(2回分)を同梱。本体の水タンクに水で希釈した洗剤をいれることで、床掃除をよりスッキリと仕上げることができ、さらに爽やかな香りも楽しめるといいます。一回の使用量は約20mlで、専用洗剤の公式ストア販売価格は880円(税別)になります。

  • 会場に展示されていた専用洗剤。グリーンフローラル系の爽やかな香りがします。「ブラーバ ジェット250」と「ブラーバ390j」には、一回使い切りタイプのパウチが2個付属。気に入った場合は別売りのボトルタイプを購入することになります

ブラーバジェットは従来、「使い捨てウェットパッド」「使い捨てダンプパッド」「使い捨てドライパッド」が各10枚同梱されていましたが、洗って何度でも使える「クリーニングパッド(洗濯可能)3枚セット」は別売り(公式ストア価格税込み4,320円)でした。新モデルでは、要望の多かったという水拭き用「ウェットモップパッド」を標準付属しました。「毎回使い捨てのパッドだとランニングコストが心配」というユーザーにもうれしい仕様ですね。

  • 標準搭載されている使い捨てパッド。左から水拭き用の「ウェットパッド」、洗剤が染みこんだ「ダンプパッド」、から拭き用の「ドライパッド」。それぞれ10枚ずつ付属。ブラーバジェットがパッドを自動認識して最適なモードで掃除します

  • 新モデルから新しく標準付属されることになった洗濯可能な「ウェットモップパッド」。50回ほど洗濯することが可能です

  • ブラーバ390jは、従来まで1枚ずつ標準付属していた「ドライクロス」と「ウェットクロス」が、2枚ずつ付属するようになりました。クロスを洗濯・乾燥中の洗い替えとして便利です