大日本印刷(DNP)とソネット・メディア・ネットワークス(SMN)は22日、両社のテクノロジーを用いたターゲティング広告配信「DNPマーケットプレイス」を発表。出版社運営のWebサイトを広告枠として提供する「DNP BookAD for Publishers」サービスを開始した。

出版社運営のWebサイトと連携し、広告主と広告媒体が特定の広告取引が行えるもので、掘り下げた興味や情報に基づくファンも多い出版社のWebサイトをターゲットに表示単価を固定した広告枠の提供を行う。

  • 「DNPマーケットプレイス」のイメージ

    「DNPマーケットプレイス」のイメージ

書籍分類や通販ストア内でのWeb行動データをSMNのAI"VALIS‐Engine"を用いた解析で最適化するDNP独自の広告配信プラットフォーム「DNP BookAD」を1月から開始するなど協力を重ねる両社。今回、SMNの配信最適化プラットフォーム「Logicad」を用いて、出版社のWebサイト広告枠を提供する「DNP BookAD for Publishers」を加えた、「DNPマーケットプレイス」を構築。語学関連の書籍を閲覧するユーザーに旅行やMBAスクールの広告を推奨配信するといったことが可能な「DNP BookAD」と出版社の優良広告枠を固定表示単価で提供できる「DNP BookAD for Publishers」を合わせたマーケットプレイスを提供することで、新たなデジタルマーケティングの価値を創るとともに、出版社メディアの広告収益向上支援を図る。

両社はターゲティング広告のニーズが強まるなか、表示ごとにリアルタイム広告取引を行うReal-Time Biddingでは広告主が意図しない広告枠に広告表示される可能性があるという課題を、開発の背景に挙げている。今後は広告価値の高い媒体を持つ企業や取引実績の無い広告枠の拡充を図る。