Dropbox Japanは4月5日、企業向けモバイル管理サービス 「Google Cloud Identity」の統合機能を 「Dropbox Business」 の顧客に提供開始したと発表した。

Dropboxは コンテンツやセキュリティの管理を容易にするため、 昨年11月にGoogle Cloud Identity、 BetterCloud、 Coronet、 Proofpoint、 SailPointとパートナーシップを締結した。その成果として、Google Cloud Identityの統合機能が利用可能になった。

Google Cloud IdentityはG Suiteで利用できるIDサービスとエンドポイント管理をスタンドアロン型のサービスとして提供し、Google管理コンソールからユーザー、アプリ、端末の一元管理を実現する。

Google Cloud Identityの統合機能はシングルサインオンに対応しているので、 ユーザーはGoogleのログイン情報を用いてDropboxアカウントにアクセスできるほか、 Google認証システムのアプリやTitan Security Keyなどの多要素認証を利用してセキュリティを確保することが可能。