アップルが2月上旬まで作品を募っていたiPhone写真コンテスト「Shot on iPhone Challenge」の入選作10点が発表されました。残念ながら日本人の作品は選ばれませんでしたが、入選作はいずれも力作ばかり。これらの入選作は、今後ビルの屋上や駅構内などに掲示されるアップルのビルボード広告で採用される予定です。

  • 米国のAlex JiangさんがiPhone XS Maxで撮影した作品。派手な外壁の色のアパートを背景に、バスケットボールのゴールを中央に配している

今回のコンテストは、iPhoneで撮影した状態の「撮って出し」だけでなく、画像ソフトウエアを用いてレタッチしたものも応募できる規定となっていたのが特徴です。入選作のなかには、彩度を高めて派手な色彩とした作品や、写真を180度回転させたものも複数あり、うまくレタッチすることで日常の何気ない写真を作品に仕立てられることが改めて確認できました。

  • 米国のAndrew GriswoldさんがiPhone Xで撮影した作品。無数の水滴に壁の模様が写り込んでいる様子が美しい

受賞作品の撮影に使われたのは最新のiPhone XS Maxがもっとも多く、世代の古いiPhone 7まで多彩な顔ぶれとなりました。

  • シンガポールのDarren SohさんがiPhone XS Maxで撮影した写真。撮影後に天地を180度回転させることで、幻想的な印象を強めることに成功している

  • イスラエルのDina AlfasiさんがiPhone Xで撮影した写真。こちらも天地を180度回転させることで、不思議な感覚の仕上がりにしている

  • ベラルーシのNikita YaroshさんがiPhone 7で撮影した写真。構図のうまさと鮮やかな色合いが印象的だ

  • 米国のBernard AntolinさんがiPhone XS Maxで撮影した写真。高めのコントラストでドラマチックな仕上がりにしている