UL benchmarks
https://benchmarks.ul.com/3dmark

1月8日にPort Royalがリリースされるということで、ギリギリ間に合わないという非常に間の悪いタイミングではあるが、一応現状では最新版であるv2.6.6238でテストした。

Ryzen ThreadRipper 2920X / 2970WXのレビューでも紹介したが、そのPort Royal、デモ映像を見る限りは軽くホラーなのだが、最近はこういう方向に向かってるのだろうか?

さて、グラフ1・2がOverallである。やはりGeForce GTX 1070/GeForce GTX 1070 Ti/GeForce RTX 2060の3つが拮抗している。負荷の軽いグラフ1の結果ではGeForce GTX 1060もそれほど大きな差ではないが、負荷の高いグラフ2の結果では結構大きな差がついている。

この性能差の要因はGraphics Testの結果(グラフ3・4)で、ここの差がそのままOverallに反映されている感じだ。逆にPhysic Test(グラフ5・6)では(当然ではあるが)ほぼ性能差はない。

Combined Test(グラフ7)では多少バラツキがみられるが、SkyDiverでは横並びな事からもわかるように、描画負荷が軽いとCPUが、描画負荷が重いとGPUがそれぞれネックになるわけで、FireStrikeだと相応にバラつくことになる。

グラフ8~11は、Graphics Testのフレームレートをまとめたものだ。とりあえず一番遅いのがGeForce GTX 1060なのはともかく、案外に健闘しているのがGeForce RTX 2060で、TimeSpy(グラフ11)だとすべてのケースで一番フレームレートが高かったりするのは、やはりメモリバス幅が一番広いせいかもしれない。