Pingdomは11月15日(米国時間)、「Webpages Are Getting Larger Every Year, and Here’s Why it Matters」において、Webサイトの容量が年々増加していると伝えた。トップ100万サイトにおける平均容量は1400KBを超えており、インターネットの通信速度の上昇に合わせてWebサイトのコンテンツサイズも増加する傾向が続いていると指摘している。

  • Webサイト平均サイズ推移グラフ(2010年11月〜2018年8月) - 資料: Pingdom提供

    Webサイト平均サイズ推移グラフ(2010年11月〜2018年8月) - 資料: Pingdom

  • 国や地域別インターネット平均速度マップ - 資料: Pingdom提供

    国や地域別インターネット平均速度マップ - 資料: Pingdom

Webサイトの容量の増加はよりリッチなコンテンツを使うようになってきていることを意味している。しかし、容量が増加すればそれだけダウンロードに時間がかかり、Webサイトが表示されるまでの時間が長くなることを意味している。

記事では、Googleが以前に公開したデータを引き合いに出し、Webページの表示時間が3秒を超えると53%のモバイルサイトのビジターはサイトを離れていくというデータを紹介している。

Webページの容量を計測する方法として、Webブラウザが提供している開発ツールを用いる方法が紹介されている。開発ツールを利用することで、どのコンテンツのダウンロードにどの程度の時間がかかっているか、どのコンテンツがどの程度のサイズになっているかなどを調べることができる。