日本HPは26日、外装とキーボード外側にフルグレインレザーを採用したプレミアムコンバーチブルPC「HP Spectre Folio 13」を国内発表した。カラーは、リリース当初はコニャックブラウンのみだが、2019年早春にはボルドーバーガンディが追加される予定。

発売時期は12月初旬。価格はオープンで、店頭予想価格は税別169,800円前後。

  • HP Spectre Folio 13のコニャックブラウン(写真は英語配列だが、以降の写真も含め販売製品には日本語キーボードが搭載される)

  • ボルドーバーガンディ

「HP Spectre Folio 13」は、クロム鞣し(なめし)によるフルグレインレザーを外装とキーボード周りに採用した、13.3型のコンバーチブルPC。ディスプレイはキーボード部から着脱でき、折りたたんだ状態の「Folio」、一般的なノートPCのように使える「Notebook mode」、ディスプレイだけを前に出して使う「Tent mode」、タブレットのようにディスプレイを上に出して折りたたむ「Tablet mode」の4モードで使用できる。筆圧と傾き検知に対応した「HP アクティブペン2」による手書き入力にも対応。

  • ノートPCのような状態でも使用可能

プロセッサは、第8世代Intel Core i5およびi7プロセッサ(Yシリーズ)を搭載。メモリは最大8GB、ストレージは最大1TBのSSDを搭載。Windows Helloによる顔認証ログインや、最大19時間駆動するバッテリの搭載なども特徴。また、オーディオはBang & Olufsenのクアッドスピーカーを前面に備えている。

  • ディスプレイのみを出したTablet mode

ラインナップは、ベーシックモデル2機種、スタンダードモデル2機種の計4機種。

ベーシックの最小構成モデル「13-ak0001TU」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-8200Y(1.30GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 615(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド(1,920×1,080ドット、タッチ対応)など。OSはWindows 10 Home 64bit。その上の「13-ak0002TU」は、ストレージが512GB SSDとなる。

スタンダードの最小構成モデル「13-ak0017TU」は、上記からCPUがIntel Core i7-8500Y(1.50GHz)、ストレージが512GB SSDとなる。 最上位の「13-ak0018TU」では、ストレージが1TB SSDとなる。

インタフェースは、USB Type-C 3.1×3(電源オフUSBチャージ対応。うち2つはThunderbolt 3 対応)、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.2。

本体サイズはW321×D236×H15.9(最薄部)~17.2(最厚部)mm、重さは約1.48kg。ACアダプタは65W USB Type-Cスリムアダプタ。