ソニーは9月26日、4GBのメモリを内蔵した防水・防塵対応のBluetoothイヤホン「WF-SP900」を発表した。ブラック / ホワイト / イエローの3色を用意。10月27日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は30,000円前後(税別)。

  • ソニー、完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」

    防水・防塵対応のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」

ドイツのベルリンで開催されたIFA2018でお目見えした製品で、正式に国内発表となった。WF-SP900は、4GBのメモリを内蔵する左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンだ(ソニーはワイヤレスヘッドセットと表記している)。

Bluetoothでスマートフォンと連携するほか、本体の内蔵メモリに音楽を転送しておくと、スタンドアロンでも音楽を聴ける。本体はIPX5・IPX8の防水性能とIP6Xの防塵性能を備え、海やプールなどでの使用も可能。-5度の耐寒性能もある。

  • ソニー、完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」
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本体の内蔵バッテリーは、使用時間がBluetooth接続時で最大約3時間、内蔵メモリ使用時で最大約6時間。付属ケースで充電し、Bluetooth接続時で最大約12時間分、内蔵メモリ使用時で最大約21時間分の再生時間が得られる。

イヤーピースの装着位置は2段階で調整でき、新開発のアークサポーターによって装着性を高められる。音楽再生モードは、ランニング時など周囲の状況に気を配れる「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」、周囲の音を自然に取り込む「ノーマルモード」、人の声を聞き取りやすくする「ボイスモード」などが用意されている。本体のボタンから音楽再生が行えるだけでなく、本体をタップするだけで音量調節も行える。

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    使用イメージ

スマートフォンとの連携は、専用アプリ「Headphones Connect」と「Music Center」に対応。前者はモードの切り替えやイコライザーの調整機能などを搭載し、後者では楽曲転送などが行える。そのほか主な仕様は以下の通り。

  • 周波数特性: 20Hz-20,000Hz
  • Bluetooth: 4.0
  • プロファイル: A2DP、AVRCP、HFP、HSP
  • コーデック: SBC、AAC
  • 重量: 7.3g×2(ヘッドセットのみ)
  • 付属品: ハイブリッドイヤーピース(S/M/L/LL×2)、水泳用イヤーピース(S/M/L/LL×2)、アークサポーター(S/M/L×2)、リーシュコード、USB Type-Cケーブル、充電ケース
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