積水ハウスは7月26日、ダイバーシティ推進の取り組みの1つとして、「男性社員1カ月以上の育児休業完全取得」を宣言し、2018年9月1日より推進すると発表した。
政府は、「日本再興戦略2016」において、2020年までに男性の育児休業取得率を13%とする目標を掲げているが、同社では、男性社員の育児休業の平均取得日数は2日にとどまっているという。
同社は「キッズ・ファースト企業」として子育てを応援する社会を先導すべく、3歳未満の子を持つ男性社員全員が子の誕生から3歳に達する日までに1カ月以上の育児休業を取得することを推進する。
育児休業の最初の1カ月は有給とするほか、分割での取得も可能とし、業務との調整が図りやすい制度となっているとする。進捗率も毎年開示する計画。また、円滑な導入ができるよう社内のサポート体制を整備し、上司と当事者の研修を実施する。